改善ステップの作成
各改善ステップでは、2つのアクセス・ポイントに名前が付けられます。
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削除アクセス・ポイントは、アクセス・インシデントに関連しています。目的は、ロール階層から削除された場合に何が起こるかをシミュレートすることです。
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除外元アクセス・ポイントは、常にロール階層の削除アクセス・ポイントの直接の親である必要があります。
ビジュアライゼーションに基づくシミュレーションの場合は、次の方法を使用して、改善ステップのアクセス・ポイントのペアを選択できます。この方法は、「アクセス・シミュレーション」ページから作成ページを開いた場合には使用できません。
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「改善ステップ」パネルで、「ビジュアル化」アイコンをクリックします。「ビジュアライゼーション」ページが開き、シミュレーションのベースとなるビジュアライゼーションが表示されます。
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ビジュアライゼーションの2つのアクセス・ポイントを接続する実線の矢印をクリックします。その矢印が強調表示されている状態で右クリックし、「削除」を選択します。実線の矢印は破線になり、改善ステップに対してアクセス・ポイントが選択されていることを示します。
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シミュレーションに適した他のアクセス・ポイントのペアがある場合は、前のステップを繰り返して選択します。
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必要に応じて、選択を取り消します。破線の矢印をクリックします。その矢印が強調表示されている状態で右クリックし、「リセット」を選択します。破線の矢印が再び実線になります。
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「完了」を選択します。「アクセス・シミュレーションの作成」ページに戻り、選択したアクセス・ポイントの各ペアが「改善ステップ」グリッドの行に表示されます。各ペアについて、親アクセス・ポイントが「除外元アクセス・ポイント」フィールドに表示され、子アクセス・ポイントが「アクセス・ポイントの削除」フィールドに表示されます。
改善ステップのアクセス・ポイント・ペアを選択する2つ目の方法は、シミュレーションの作成方法に関係なく使用できます。
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「改善ステップ」パネルで、「追加」を選択します。グリッドに行が表示されます。
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「アクセス・ポイントの削除」フィールドで、「検索」をクリックします。「検索して追加」ダイアログで、アクセス・インシデントに関係するアクセス・ポイントを検索して選択します。
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ビジュアライゼーションに基づくシミュレーションの場合、「検索して追加」ダイアログに表示されるアクセス・ポイントは、ビジュアライゼーションに表示され、親アクセス・ポイントがあるものに制限されます。
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ビジュアライゼーションに基づくシミュレーションでない場合、「検索して追加」ダイアログでは、すべてのアクセス・ポイントから選択できます。
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「除外元アクセス・ポイント」フィールドは、「削除」フィールドで選択した後にのみアクティブになります。除外元フィールドで「検索」をクリックします。
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ビジュアライゼーションに基づくシミュレーションの場合、「検索して追加」ダイアログに表示されるアクセス・ポイントは、削除アクセス・ポイントの親で、それぞれ別のロール階層にあるものに制限されます。1つ選択します。
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ビジュアライゼーションに基づくシミュレーションでない場合、「検索して追加」ダイアログでは、すべてのアクセス・ポイントから選択できます。ただし、ロール階層内の削除アクセス・ポイントの直接の親を選択してください。
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必要に応じてこれらのステップを繰り返し、シミュレーションに適した他のペアを選択します。ペアを削除することもできます。行を選択して「削除」をクリックします。
改善ステップの作成が終了したら、シミュレーションを保存します。