プロセスのモニターおよびエラーの解決

オープン登録を処理する際には、プロセスで生成されたログ・ファイルを必ずチェックして、試験インスタンスや本番インスタンスにエラーがなかどうかを確認し、エラーがある場合にはそれらを修正します。

  • 試験オープン登録時に多数の問題を特定し、修正することで、実際のオープン登録時に発生する問題を減らすことができます(ただし、なくすことはできません)。

  • 必要において、「加入評価の再起動」プロセスと「ライフ・イベントのバックアウト」プロセスを実行します。

「評価およびレポート」作業領域を使用します。

このトピックの内容は次のとおりです。

  • 処理のモニタリング

  • 加入評価の再起動

  • ライフ・イベントのバックアウト

処理のモニタリング

「概要」ページの「プロセス要求のモニター」セクションを使用して、プロセスの完了率を確認したり、プロセスで生成されたログやレポートを表示できます。

例:「予定イベント加入の評価」プロセスの場合:

  • ログ・ファイルで、失敗したユーザーや問題の修正方法を特定できます

  • 要約レポートで、次の項目に関する総合要約を確認できます。

    • 正常に処理された加入者、エラーがある加入者、または未処理の加入者

    • 「開始済」ステータスのオープン・ライフ・イベント

監査ログを生成するプロセスを実行できない場合は、「保守プロセス」セクションで次の操作を行います。

  1. 「加入評価監査データのパージ」プロセスを実行します。

    パージ・プロセスは、完了済のバッチ・プロセスのみからデータをパージすることで、進行中のアクティビティを保護します。監査ログをパージしても、ライフ・イベントや選択情報には影響しません。

  2. 中断したプロセスを再起動します。

注意: 監査ログを生成するのは、試験オープン登録時のみにしてください。本番プロセス(特に、すべての加入者を使用するバッチ・プロセス)では、監査ログを生成しないようにしてください。

加入評価の再起動

最大許容エラー数に達したり、監査ログがいっぱいになるなどして発生したエラーを修正したら、「加入評価の再起動」プロセスを実行します。

ライフ・イベントのバックアウト

すべての加入者や特定の加入者グループに対してオープン・ライフ・イベントをバックアウトする必要がある場合は、オープン・ライフ・イベントに対して「ライフ・イベントのバックアウト」プロセスを実行します。これは多くの場合、試験オープン登録時に編集済のプラン構成を再テストする目的で実行されます。

オープン・ライフ・イベントをバックアウトする際には、結果のライフ・イベント・ステータスを次のように設定します。

  • 「未処理」: 今後の処理用に含める場合

  • 「無効」: 今後の処理から除外する場合