アサイメントのマトリックス・マネージャ

アサイメントには、ライン・マネージャに加えてマトリックス・マネージャまたはライン外マネージャを指定できます。たとえば、従業員は追加のプロジェクトまたは個別の報酬マネージャを持つ場合があります。

マトリックス・マネージャは、マトリックス管理機能を使用して、ライン・マネージャと同様に従業員のアサイメントを表示および追跡できます。

マトリックス・マネージャの割当て方法

マトリックス・マネージャを従業員に割り当てるには、次のステップを実行します。

  1. 「マネージャ」セクションで、任意の雇用フローにナビゲートします。
  2. 「マネージャの保守」または「マネージャの割当」セクションで、「追加」をクリックします。
  3. 「名前」フィールドでマトリックス・マネージャを検索して選択します。
  4. 「タイプ」フィールドからマネージャ・タイプを選択し、「OK」をクリックします。
    • ノート: ライン・マネージャ以外のタイプを選択する必要があります。
  5. 別のマトリックス・マネージャを追加する必要がある場合は、ステップ4を繰り返します。
  6. 「送信」をクリックします。

マトリックス・マネージャ階層での従業員の表示方法

マトリックス・マネージャの「自分のチーム」作業領域にはマトリックス・レポートが表示されません。これは、デフォルトでは直属の部下のみが表示されるためです。マトリックス・レポートを表示するには、検索フィルタを使用し、従業員とのマネージャ・タイプ関係でフィルタする必要があります。

マトリックス・マネージャのカスタム・ロールの追加方法

カスタム・ロールを使用すれば、特定のタイプのマトリックス・マネージャへのアクセスのみを提供できます。たとえば、プロジェクト・マネージャ階層の下の直属の部下のみにマネージャのアクセスを制限するカスタム・ロールを持つことができます。マトリックス・マネージャごとに異なるロールを持つことで、様々なマトリックス・マネージャが従業員データにアクセスする方法を制御できます。たとえば、報酬マネージャは従業員の給与を表示できる必要がありますが、プロジェクト・マネージャにその必要はありません。同様に、プロジェクト・マネージャは、ある場所から別の場所に従業員を異動できる必要がありますが、報酬マネージャにその必要はありません。

ロールベースのセキュリティの詳細は、Oracle Help Center (https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/index.html)の『Oracle Human Capital Management Cloud HCMの保護』ガイドを参照してください。