アサイメントのマトリックス・マネージャ
アサイメントには、ライン・マネージャに加えてマトリックス・マネージャまたはライン外マネージャを指定できます。たとえば、従業員は追加のプロジェクトまたは個別の報酬マネージャを持つ場合があります。
マトリックス・マネージャは、マトリックス管理機能を使用して、ライン・マネージャと同様に従業員のアサイメントを表示および追跡できます。
マトリックス・マネージャの割当て方法
マトリックス・マネージャを従業員に割り当てるには、次のステップを実行します。
- 「マネージャ」セクションで、任意の雇用フローにナビゲートします。
- 「マネージャの保守」または「マネージャの割当」セクションで、「追加」をクリックします。
- 「名前」フィールドでマトリックス・マネージャを検索して選択します。
- 「タイプ」フィールドからマネージャ・タイプを選択し、「OK」をクリックします。
- ノート: ライン・マネージャ以外のタイプを選択する必要があります。
- 別のマトリックス・マネージャを追加する必要がある場合は、ステップ4を繰り返します。
- 「送信」をクリックします。
マトリックス・マネージャ階層での従業員の表示方法
マトリックス・マネージャの「自分のチーム」作業領域にはマトリックス・レポートが表示されません。これは、デフォルトでは直属の部下のみが表示されるためです。マトリックス・レポートを表示するには、検索フィルタを使用し、従業員とのマネージャ・タイプ関係でフィルタする必要があります。
マトリックス・マネージャのカスタム・ロールの追加方法
カスタム・ロールを使用すれば、特定のタイプのマトリックス・マネージャへのアクセスのみを提供できます。たとえば、プロジェクト・マネージャ階層の下の直属の部下のみにマネージャのアクセスを制限するカスタム・ロールを持つことができます。マトリックス・マネージャごとに異なるロールを持つことで、様々なマトリックス・マネージャが従業員データにアクセスする方法を制御できます。たとえば、報酬マネージャは従業員の給与を表示できる必要がありますが、プロジェクト・マネージャにその必要はありません。同様に、プロジェクト・マネージャは、ある場所から別の場所に従業員を異動できる必要がありますが、報酬マネージャにその必要はありません。
ロールベースのセキュリティの詳細は、Oracle Help Center (https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/index.html)の『Oracle Human Capital Management Cloud HCMの保護』ガイドを参照してください。