ExtractおよびReplicatの制御

ここでは、ExtractプロセスとReplicatプロセスを制御するための基本的な手順を示します。

ExtractまたはReplicatを起動する手順

START {EXTRACT | REPLICAT} group_name

説明:

group_nameは、ExtractまたはReplicatグループの名前か、またはグループのワイルドカード・セット(*fin*など)です。

ExtractまたはReplicatを正常に停止する手順

STOP {EXTRACT | REPLICAT} group_name

説明:

group_nameは、ExtractまたはReplicatグループの名前か、またはグループのワイルドカード・セット(*fin*など)です。

Replicatを強制的に停止する手順

STOP REPLICAT group_name !

現在のトランザクションは中断され、プロセスは即座に停止されます。Extractを強制的に停止することはできません。

STOPで停止できないプロセスを終了する手順

KILL {EXTRACT | REPLICAT} group_name

プロセスを終了すると正常な停止は行われず、チェックポイント情報が失われる可能性があります。

複数のプロセスを同時に制御する手順

command ER wildcard specification

説明:

  • commandには、KILLSTARTまたはSTOPを指定できます。

  • wildcard specificationは、コマンドを適用するプロセス・グループの名前のワイルドカード指定です。コマンドは、ワイルドカードに適合するすべてのExtractおよびReplicatグループに適用されます。Oracle GoldenGateでは、最大100,000個のワイルドカード・エントリがサポートされます。