認可プロファイルの作成

認可プロファイルは、サービス・マネージャ・レベルまたはデプロイメント・レベルで作成できます。サービス・マネージャで認可プロファイルを作成すると、複数のデプロイメントで共有できます。デプロイメント内に認可プロファイルを作成すると、そのデプロイメント内でのみ使用できます。

次のステップを使用して、デプロイメントに認可プロファイルを設定します。

  1. サービス・マネージャから「サービス・マネージャ」をクリックし、「認可プロファイル」を選択して「認可プロファイル」ページを開きます。特定のデプロイメントに認可プロファイルを追加するには、「デプロイメント」をクリックし、左側のナビゲーション・ペインからデプロイメント名を選択します。次に、「認可プロファイル」オプションを選択します。
  2. 「認可プロファイル」ページで、「認可プロファイル」の横にあるプラス記号(+)をクリックします。「認可プロファイル」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  3. 「認可プロファイル」ダイアログ・ボックスで、外部のIdPプロバイダのいずれかを選択し、オプションを構成できます。
    IDCS認可プロファイルを選択した場合は、次のイメージに示すオプションを構成する必要があります。

    ノート:

    IDCSおよびIAMを外部IdPとして構成するには、同様の値を指定する必要があります。

    「認可プロファイルの追加」ダイアログ・ボックス

    次に、構成する必要があるIDCSオプションについて説明します。

    • プロファイル名: 認可プロファイルの名前。

    • 説明(オプション): 作成するプロファイルの簡単な要約。

    • プロファイルの有効化: デプロイメントのプロファイルをアクティブにします。

    • 認可プロファイル・タイプ: IDCS

    • テナント検出URI: IDPサーバーのOpenID検出ドキュメント・エンドポイント(/.well-known/openid-configuration)。

    • クライアントID: IDPアプリケーションのクライアントID

    • クライアント・シークレット: IDPアプリケーションのクライアント・シークレット(セキュアに格納されます)

    • 「グループ・マッピング」セクションで、IDCSグループのOracle GoldenGateユーザー・ロールへのユーザー・マッピングを構成します。IDCSグループの名前とそれに対応するユーザー・ロールを入力する必要があります。これらの値では、大文字と小文字が区別されます。IDCSで各ロールを持つグループの名前をマップするユーザー・ロール・オプションには、「セキュリティ」「管理者」「オペレータ」および「ユーザー」があります。

  4. 外部IdPとしてOAMを選択した場合は、次のオプションが表示されます。
    • プロファイル名: 認可プロファイルの名前。

    • 説明(オプション): 作成するプロファイルの簡単な要約。

    • プロファイルの有効化: デプロイメントのプロファイルをアクティブにします。

    • 認可プロファイル・タイプ: IDCS

    • テナント検出URI: IDPサーバーのOpenID検出ドキュメント・エンドポイント(/.well-known/openid-configuration)。

    • アイデンティティ・ドメイン:

    • クライアントID: IDPアプリケーションのクライアントID

    • クライアント・シークレット: IDPアプリケーションのクライアント・シークレット(セキュアに格納されます)

    • 「グループ・マッピング」セクションで、IDCSグループのOracle GoldenGateユーザー・ロールへのユーザー・マッピングを構成します。IDCSグループの名前とそれに対応するユーザー・ロールを入力する必要があります。これらの値では、大文字と小文字が区別されます。IDCSで各ロールを持つグループの名前をマップするユーザー・ロール・オプションには、「セキュリティ」「管理者」「オペレータ」および「ユーザー」があります。


    OAMの認可プロファイル構成

  5. 「発行」をクリックすると、認可プロファイルが作成されます。
  6. デプロイメントの認可プロファイルを有効にするには、有効にする認可プロファイルを選択し、「プロファイルの有効化」トグル・スイッチをクリックします。