証跡の追加
証跡を作成または追加する際、ディスクにファイルを物理的に作成しません。ファイルはExtractプロセスによって自動的に作成されます。証跡の名前を指定し、その証跡に書き込むExtractグループに割り当てます。
管理サービスからExtractを追加するときに、証跡を追加できます。「オンラインExtractの追加」を参照してください。
コマンドライン・インタフェースから証跡を追加するには、ソース・システムで次のコマンドを発行します。
ADD {EXTTRAIL} pathname, EXTRACT group [, MEGABYTES n]
この構文のオプションは次のとおりです。
-
EXTTRAIL
: このパラメータは、ローカル・システムの証跡を指定します。 -
pathname
: このオプションは、2文字の名前(任意の2つの英数字)を含む証跡の相対名または完全修飾名です(c:\ggs\ea
など)。Oracle GoldenGateでは、処理時の作成順に、各証跡ファイルにシリアル番号が追加されます。 -
EXTRACT
: このオプションは、この証跡に書き込むExtractのグループ名です。1つのExtractグループのみが、証跡に書き込むことができます。 -
MEGABYTES n
: これは、各証跡ファイルのサイズをMB単位で設定できるオプションの引数です(デフォルトは2000です)。
例: ローカル証跡の作成
この例では、Extractグループのexte
に対して/ggs/ea
というローカル証跡を作成します。
ADD EXTTRAIL /ggs/ea, EXTRACT exte
REST APIを使用してローカル証跡を作成することもできます。詳細は、証跡の作成を参照してください。