証跡ファイルのダウンロード

Oracle GoldenGate 23ai以降では、証跡ファイルをローカル・システムにダウンロードできます。これは、追加の分析を実行する必要がある場合や、診断目的でさらに情報が必要な場合に必要になることがあります。

ローカルのOracle GoldenGate環境では、logdumpを使用して証跡ファイル・レコードにアクセスできます。「LogDumpユーティリティを使用した証跡ファイル・レコードへのアクセス」を参照してください。

証跡ファイルのダウンロードを開始するには、次のステップを実行する必要があります。
  1. 管理サービスにログインします。

  2. 左側のナビゲーション・ペインで、「トレイル」をクリックして右側のペインに「トレイル」ページを開きます。このページには「トレイル」表が表示され、Extract (プロデューサ)とReplicat (コンシューマ)、最後にアーカイブされた順序番号など、証跡ファイルに関する様々な詳細が提供されます。この表から証跡ファイルをモニターできます。

  3. 証跡ファイルをダウンロードするには、ダウンロードする証跡ファイルの「アクション」列の「ダウンロード」アイコンをクリックします。「トレイル・シーケンスのダウンロード」ダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスから、証跡ファイルをダウンロードする証跡順序番号を指定できます。

  4. 必要な証跡順序番号を決定したら、「順序番号」ボックスに値を入力し、「発行」をクリックします。

証跡ファイルは、コールを開始したホスト・システムの指定された場所にダウンロードされます。

ノート:

一度にダウンロードできる証跡ファイルは1つのみです。
cURLコマンドを使用して証跡ファイルをダウンロードすることもできます。
curl -s -k -u ggma:**** --basic -o ea000000096\
      -H 'Accept: application/binary' \
      -X GET "https://north.oraclevcn.com:9200/services/v2/trails/ea/sequences/96?path=north"