フィルタリングのためのDDL文とオプションの使用
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INCLUDE
(デフォルト)は、後続の記述に適合するすべてのオブジェクトを包含します。EXCLUDE
は記述に適合する項目を除外します。除外ルールは包含ルールより優先されます。 -
OPTYPE
は包含または除外する操作のタイプを指定します。CREATE
およびALTER
を使用できます。カッコを使用して複数のOPTYPE
を指定できます。たとえば、OPTYPE (CREATE, ALTER)
です。アスタリスク(*)のワイルドカードを指定して、すべての操作タイプを指定できます(デフォルト)。 -
OBJTYPE
は包含または除外するTABLE
操作を指定します。ワイルドカードを指定して、すべてのオブジェクト・タイプを指定できます(デフォルト)。 -
OBJNAME
は包含または除外する実際のオブジェクト名を指定します。たとえば、eric.*
と指定します。ワイルドカードは、複数の表を指定するその他の場合と同様に指定します。デフォルトは*
です。 -
STRING
は、STRINGSPEC
の文字列が存在する場合はルールがtrueであることを示します(または、EXCLUDESTRING
が指定されていて、STRINGSPEC
が存在する場合はfalseになります)。複数のSTRING
エントリを指定する場合は、各STRINGSPEC
に少なくとも1つのエントリが存在しなければ、ルールはtrueになりません。たとえば:DDLOPS STRING (“a”, “b”), STRING (“c”) EVALUATES true IF STRING “a” OR “b” IS PRESENT, AND STRING “c” IS PRESENT
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LOCAL
は、現在のExtract証跡のみにルールを適用する場合に指定します(ルールを適用するExtract証跡をこのDDLOPS
指定の前に指定する必要があります)。 -
パラメータ項目の終了を示すためにセミコロンが必要です。
次の例は、DDLを使用して、
eric
内のすべてのオブジェクト(名前がtab
で始まるオブジェクトを除く)のCREATE
およびALTER
を取得しています。DDL & INCLUDE OPTYPE CREATE & INCLUDE OPTYPE ALTER & INCLUDE OBJNAME (eric.*) & EXCLUDE OBJNAME (eric.tab*);
次の例では、DDLによって、
joe
内のすべてのオブジェクトのCREATE
、すべてのindex
型オブジェクトのalter
が取得されます。DDL & INCLUDE OPTYPE CREATE & INCLUDE OBJNAME (joe.*) & INCLUDE OPTYPE ALTER & INCLUDE OBJTYPE (index);
次の例では、DDLは
joe
内のすべてのオブジェクトのCREATE
を取得します。DDL & INCLUDE OPTYPE CREATE & INCLUDE OBJNAME (joe.*)
ノート:
DDLフィルタリング文は1つのみ配置できます。DDLフィルタが長すぎる場合は、アンパサンド(&)記号を使用して別の行に続けてください。DDLOPS.C
モジュールはすべてのDDL操作パラメータを格納し、関連するルールを実行します。
さらに、DDLOPTIONS
パラメータでは、フィルタリングおよび文字列置換以外のDDL処理を構成します。DDLOPTIONS
文は複数使用可能ですが、1つの文のみを使用することをお薦めします。複数のDDLOPTIONS
文を使用する場合は、相互に上書きしないように、それぞれを一意の文にする必要があります。複数のDDLOPTIONS
文は、パラメータ・ファイルに指定された順に実行されます。
DDLおよびDDLOPTIONSに関する項を参照してください。