Db2 for i用の初期ロード方法を使用した正確なインスタンス化
Oracle GoldenGateでは、初期ロード方法およびデータベース・ユーティリティを使用したインスタンス化がサポートされています。次のトピックでは、初期ロード方法を使用してインスタンス化を実行する手順について説明します。
初期ロードExtractおよびReplicatのパラメータ設定
Replicatを使用してターゲット・データを確立するには、初期ロードExtractを使用して、ソース表からレコードを取得し、それらを標準形式でExtractファイルに書き込みます。初期ロードReplicatは、データベース・インタフェースを使用してこのファイルからデータをロードします。ロード中、変更同期グループは、増分変更を取得してレプリケートします。その後、これらの変更はロードの結果に応じて調整されます。
ロード中、レコードは、一度に1件ずつターゲット・データベースに適用されるため、この方法はネイティブのDb2 for iロード・ユーティリティを使用するより非常に遅くなる可能性があります。この方法では、ソース・システムとターゲット・システムのいずれかでデータ変換を実行できます。
ファイルからReplicatへのロードを構成するには
初期ロードを使用したファイルからReplicatへのインスタンス化の実行
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「Db2 for iのインスタンス化のための前提条件」の要件に対応していることを確認します。
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ソース・デプロイメントに接続します(まだ接続していない場合)。
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ソース・システムで、プライマリExtractグループまたはExtractグループを起動して、変更の抽出を開始します。
START EXTRACT primary Extract group name -
ソース・システムのOracle GoldenGateがインストールされているディレクトリから、次のようにして初期ロードExtractを起動します。
$ START EXTRACT
initial-load Extract nameREPORTFILEpath nameここで、
initial-load Extract nameはパラメータ・ファイルの作成時に使用した初期ロードExtractの名前であり、path nameはExtractレポート・ファイルの相対名または完全修飾名です。 -
オペレーティング・システムの標準的なファイル表示方法を使用してExtractレポート・ファイルを表示し、初期抽出の進行状況および結果を確認します。
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初期抽出が終了するまで待機します。
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ターゲット・システムで、初期ロードReplicatを起動します。
$ START REPLICAT
initial-load Replicat nameREPORTFILEpath nameここで、
initial-load Replicat nameはパラメータ・ファイルの作成時に使用した初期ロードReplicatの名前であり、path nameはReplicatレポート・ファイルの相対名または完全修飾名です。 -
初期ロードReplicatの実行が終了したら、オペレーティング・システムの標準的なファイル表示方法を使用してReplicatレポート・ファイルを表示し、結果を確認します。
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ターゲット・システムで、変更のレプリケーションを開始します。
START REPLICATReplicat group name -
ターゲット・システムで、次のコマンドを発行して変更のレプリケーションのステータスを確認します。
INFO REPLICATReplicat group name -
初期ロード中に生成されたすべての変更データがReplicatにより適用されたことを確認するまで、
INFO REPLICATコマンドを発行し続けます。たとえば、初期ロードExtractが12:05に停止した場合、Replicatによってその時刻までデータが適用されていることを確認します。 -
ターゲット・システムで、次のコマンドを発行して
HANDLECOLLISIONSパラメータをオフにし、初期ロードのエラー処理を無効化します。SEND REPLICATReplicat group name, NOHANDLECOLLISIONS -
ターゲット・システムで、Replicatのパラメータ・ファイルを編集して
HANDLECOLLISIONSパラメータを削除します。これによって、次回Replicatが起動したときにHANDLECOLLISIONSが再度有効化されることを防止します。注意:
ローカル・オペレーティング・システムのものとは異なる文字セットを使用した既存のパラメータ・ファイル(
CHARSETオプションを使用して別の文字セットを指定したファイルなど)は、VIEW PARAMSコマンドまたはEDIT PARAMSコマンドを使用して表示や編集を行わないでください。そのようなパラメータ・ファイルは管理クライアントの外部から表示してください。そうしないと、内容が破損する可能性があります。 -
パラメータ・ファイルを保存して閉じます。
これ以降、Oracle GoldenGateでデータ変更の同期が続けられます。