破棄ファイルとレポート・ファイルの維持
デフォルトでは、破棄ファイルとレポート・ファイルは同じ方法でエージングされます。新しい破棄ファイルまたはレポート・ファイルは、新しいプロセス実行の開始時に作成されます。古いファイルは、名前に0(最新)から9(最も古い)までの順序番号を付加してエージングされます。
アクティブなレポートまたは破棄ファイルが、ある実行の終了前に(または、連続実行の最中に)最大ファイル・サイズに到達した場合、有効なエージング・スケジュールがなければ、そのプロセスは異常終了します。破棄ファイルやレポート・ファイルのエージング・スケジュールを設定するには、それぞれ、DISCARDROLLOVER
パラメータおよびREPORTROLLOVER
パラメータを使用します。これらのパラメータにより、プロセスの開始時に加え、定期的にファイルをロールオーバーするように指定されます。これは、ファイルのサイズを制御し、プロセスの停止を防止するだけでなく、アーカイブ・ルーチンに含めることができるアーカイブのセットが予測可能になります。詳細は、次のドキュメントを参照してください。
プロセスは、最大10個のエージングされたレポートまたは破棄ファイルと1個のアクティブなレポートまたは破棄ファイルを保持できます。10個目のファイルがエージングされると、新規レポートの作成時に最も古いレポートが削除されます。サービス・リクエストの解決に必要とされる場合に備えて、エージングされたレポート・ファイルおよび破棄ファイルのアーカイブ・スケジュールを設定することをお薦めします。
表12-1 Extractの現行レポートとエージングされたレポート
権限 | X | 日付 | レポート |
---|---|---|---|
-rw-rw-rw- |
1 ggs ggs |
4384 Oct 5 14:02 |
TCUST.rpt |
-rw-rw-rw- |
1 ggs ggs |
1011 Sep 27 14:10 |
TCUST0.rpt |
-rw-rw-rw- |
1 ggs ggs |
3184 Sep 27 14:10 |
TCUST1.rpt |
-rw-rw-rw- |
1 ggs ggs |
2655 Sep 27 14:06 |
TCUST2.rpt |
-rw-rw-rw- |
1 ggs ggs |
2655 Sep 27 14:04 |
TCUST3.rpt |
-rw-rw-rw- |
1 ggs ggs |
2744 Sep 27 13:56 |
TCUST4.rpt |
-rw-rw-rw- |
1 ggs ggs |
3571 Aug 29 14:27 |
TCUST5.rpt |