リモート・ジャーナルの追加に関するガイドライン

リモート・ジャーナルの追加に関する次のガイドラインに従ってください。

  • 1つのリモート・ジャーナルに関連付けることができるソース・ジャーナルは1つのみです。

    ノート: その後で同じリモート・ジャーナルに、他のターゲット・システムにあるジャーナルと関連付けられているリモート・ジャーナルを追加できます。これは、リモート・ジャーナルのネットワーク構成で示されているカスケード構成です。

  • リモート・ジャーナルには、ソース・システムの対応するジャーナル・レシーバからレプリケートされるジャーナル・エントリが移入されたレシーバのみがアタッチされます。ジャーナル・エントリは、リモート・ジャーナルに直接挿入できません。

  • 最大255のリモート・ジャーナルを、ソース・システムの単一のジャーナルに関連付けることができます。これは、非同期で保持されるリモート・ジャーナルの組合せであっても、または同期で保持されるリモート・ジャーナルの組合せであってもかまいません。

リモート・ジャーナルの追加手順

次の例では、物理ファイルQGPL/TESTPF設定を使用して、2つ目のシステムに対してリモート・ジャーナル処理を有効にしています。

  1. 物理ファイルを作成します。
    > CRTPF FILE(QGPL/TESTPF) RCDLEN(10) 
      File TESTPF created in library QGPL.
      Member TESTPF added to file TESTPF in QGPL.
    
  2. ローカル・ジャーナル・レシーバおよびジャーナルを作成し、作成した物理ファイルのジャーナル処理を有効にします。
    > crtjrnrcv jrnrcv(qgpl/jrcvrmt)
      Journal receiver JRCVRMT created in library QGPL
    
    > crtjrn jrn(qgpl/jrnrmt) jrnrcv(qgpl/jrcvrmt) fixlendta(*job *usr *pgm *sysseq)
      Journal JRNRMT created in library QGPL
    
    strjrnpf file(qgpl/testpf) jrn(qgpl/testpf)
      1 of 1 files have started journaling
    
  3. リモート・ジャーナルを追加します。
    > addrmtjrn rdb(sys2) srcjrn(qgpl/JRNRMT) rmtjrntype(*TYPE2)
      Remote journal JRNRMT in QGPL was added
    
  4. リモート・ジャーナル処理をアクティブにします。
    > chgrmtjrn rbd(sys2) srcjrn(qgpl/jrnrmt) jrnstate(*active)
      Remote journal JRNRMT in library QGPL was activated