リモート・ジャーナルの追加処理の内容

リモート・ジャーナルの追加の一環として発生する処理は、次のとおりです。

  • ターゲット・システムで、リモート・ジャーナルを追加しているユーザー・プロファイルが存在することを検証するチェックが実行されます。リモート・ジャーナルを追加しているユーザー・プロファイルと同じ名前のユーザー・プロファイルがターゲット・システムに存在する必要があります。プロファイルがターゲット・システムに存在しない場合は例外が送信され、処理は終了します。

  • ソース・システムのジャーナルのライブラリと同じ名前のライブラリがターゲット・システムにあることを検証するチェックが実行されます。ライブラリがターゲット・システムに存在しない場合は例外が送信され、処理は終了します。

  • ターゲット・システムで、ソース・システムのジャーナルと同じ修飾名のジャーナルがすでに存在しているかどうかを判別するチェックが実行されます。ジャーナルがすでに存在する場合、次の基準を満たしていると、リモート・ジャーナルの追加処理の残りの部分に使用できます。

    1. リモート・ジャーナルであること。

    2. この同じソース・ジャーナルまたは同じリモート・ジャーナル・ネットワークの一部とすでに関連付けられていること。

    3. リモート・ジャーナルのタイプが指定のリモート・ジャーナル・タイプと一致すること。

  • ジャーナルが見つかっても、前述の基準を満たしていない場合は例外が送信され、処理は終了します。それ以外の場合は、そのリモート・ジャーナルが、リモート・ジャーナルの追加処理の残りの部分に使用されます。

  • 指定のターゲット・システムでジャーナルが見つからなかった場合は、リモート・ジャーナルがターゲット・システムで作成されます。新しいリモート・ジャーナルは、ソース・ジャーナルと構成、権限および監査特性が同じです。作成されるジャーナルのジャーナル・タイプは*REMOTEです。

リモート・ジャーナルを追加する際には、追加するリモート・ジャーナルのタイプを指定する必要があります。リモート・ジャーナル・タイプは、ライブラリ・リダイレクション・ルールなどのジャーナルの操作特性に影響します。