Replicatの追加
ターゲット・デプロイメントのReplicatをAdministration Serviceで追加できます。ソース・デプロイメントとターゲット・デプロイメントを設定したら、次の手順に従ってReplicatを作成して実行できます:
- 管理サービスのホームページで、「Replicat」の横にある「+」(プラス)記号をクリックして、「Replicatの追加」ウィザードを開始します。
- 「Replicatの情報」画面からReplicatタイプを選択します。
ノート:
一部のReplicatタイプは、特定のデータベースでのみ使用できます。すべてのReplicatタイプをデータベースに適用できるわけではありません。
Replicatのタイプは次のとおりです。
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パラレルReplicat: このオプションを選択した場合は、統合パラレルReplicatまたは非統合パラレルReplicatを選択します。
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統合: このオプションは、パラレルReplicatを選択すると表示されます。
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非統合: このオプションは、パラレルReplicatを選択すると表示されます。
ノート:
SybaseのパラレルReplicatを構成する場合は、バージョン16.0のSP3 PL15以上にアップグレードして、管理サービスが断続的に切断されないようにしてください。 -
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統合Replicat
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非統合Replicat: このオプションは、異機種間またはOracle以外のデータベースで表示されます。
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調整Replicat
Replicatのタイプを選択し、次を指定します。
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プロセス名: Replicatプロセスの名前。調整ReplicatおよびパラレルReplicatの場合は、5文字までです。
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説明: Replicatプロセスを説明します。このプロセスを識別するために入力可能な、5文字または8文字より長いテキストです。
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- 「次」をクリックします。「Replicatオプション」画面が表示されます。
- 「Replicatオプション」画面で、次を指定します。
「Replicatオプション」画面 説明 トレイル名
2文字の証跡名。
証跡サブディレクトリ
証跡情報の格納場所またはログ・ファイルの名前。証跡ファイルのデフォルトの場所はOracle GoldenGateデータ・ホームです。
暗号化プロファイル
使用可能な暗号化プロファイルのリスト。暗号化プロファイルを作成していない場合は、デフォルトでローカル・ウォレット・プロファイルが選択されます。
資格証明ドメイン
ターゲット・エンドポイントのドメインを選択します。
別名
ターゲット・データベースの別名を選択します。
チェックポイント表
既存のチェックポイント表の使用について設定します。
開始
Replicatを開始する場所。次の3つのオプションを使用できます。-
ログでの位置
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今すぐ
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カスタム時間
「今すぐ」がデフォルトのオプションです。
カスタム時間
「開始」ドロップダウン・リストから「カスタム時間」オプションを選択すると、「日付」および「タイムゾーン」オプションが表示されます。
要件に従って、Replicatを開始する日付とタイムゾーンを指定します。
トランザクション・ログの順序番号
作成しているトランザクションの
START TRANSACTION
レコードを含む、ログ・ファイルのログ・ファイル番号を設定します。トランザクション・ログRBAオフセット
指定したログ・ファイルのレコード・オフセットを設定します。
最大スレッド番号
調整Replicatの場合に有効です。
同時に実行できるアクティブ・スレッドの最大数に強い制限を設定するか、デフォルトのスレッド数である25を使用します。
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- 「次」をクリックします。「管理対象オプション」画面が表示されます。
- 「管理対象オプション」画面で、次のオプションを指定します:
オプション 説明 プロファイル名
自動起動および自動再起動プロファイルの名前を指定します。デフォルトまたはカスタムのオプションを選択できます。
すでにプロファイルを作成している場合は、そのプロファイルを選択することもできます。「カスタム」オプションを選択すると、このセクション自体から新しいプロファイルを設定できます。
デプロイメントのヘルスに不可欠
(Oracleのみ)プロファイルがデプロイメントの状態にとって重要な場合、このオプションを有効にします。
ノート:
このオプションは、ExtractまたはReplicatの作成時にのみ表示され、「プロファイル」ページで管理対象プロセスを設定するときには表示されません。
自動開始
プロセスの自動起動を有効にします
開始の遅延
プロセスを開始するまでの待機時間(秒)
自動再起動
プロセスが終了した場合の再起動方法を構成します
最大再試行回数
プロセスの起動を試行する最大再試行回数を指定します
再試行の遅延
プロセスの起動を試行する際の遅延時間
再試行期間
プロセスの起動を試行する継続時間間隔
失敗時にのみ再起動
trueの場合、タスクは失敗したときにのみ再起動されます。
試行回数に達したらタスクを無効化
trueの場合、プロセスの再起動の最大試行回数に達すると、タスクが無効化されます。
- 「次」をクリックします。「パラメータ・ファイル」画面が表示されます。
- 「パラメータ・ファイル」画面で、Replicatを設定するための基本パラメータを入力します。デフォルトでは、パラメータ・ファイルのテキストには、必要に応じてカスタマイズできるいくつかのパラメータが含まれています。
REPLICAT repe USERIDALIAS ggwest DOMAIN OracleGoldenGate DDL INCLUDE MAPPED DDLERROR default discard REPERROR (default,discard) DDLOPTIONS REPORT SOURCECATALOG DBEAST MAP hr.*, TARGET hr.*;
- 追加した後、Replicatを開始するには、「作成および実行」をクリックします。「作成」をクリックすると、Replicatが追加されますが、作成後すぐには開始されません。