REST APIを使用したOracle GoldenGate Microservicesのアップグレード

REST APIを使用してOracle GoldenGate Microservicesをアップグレードする手順について説明します。

この時点で、新しいOracle GoldenGate 23ai MAホームと、Oracle GoldenGate MAの以前のリリース・ホームが必要です。

サービス・マネージャのアップグレード

最新のOracle GoldenGate MAバージョンをインストールした後、次のステップはサービス・マネージャをアップグレードすることです。

サービス・マネージャをアップグレードする場合、次のcURLの例を使用してOracle GoldenGateホームを更新できます。

curl -u adminname:adminpwd -X PATCH   
\   https://hostname:port/services/v2/deployments/ServiceManager 
\  -H 'cache-control: no-cache'
\  -d '{"oggHome":"new OGG_HOME_absolute_path", "status":"restart"}'

この構文では、/u01/app/oracle/product/23ai/gghome_1のような、新しいOracle GoldenGateホーム・ディレクトリの絶対パスを入力します。

XAGを使用していない場合は、次のコマンドを使用して、サービス・マネージャが新しい$OGG_HOMEから実行されているかどうかを確認します:
ps -ef | grep -i servicemanager
サービス・マネージャが実行中状態でない場合は、次のコマンドを実行します。
cd $NEW_OGG_HOME/bin
$ ./ServiceManager

デプロイメントのアップグレード

デプロイメントは、サービス・マネージャと同じステップでアップグレードすることも、サービス・マネージャのアップグレード後にアップグレードすることもできます。

デプロイメントをアップグレードするには、次の手順に従います。
  1. すべてのExtractおよびReplicatプロセスを正常に停止します。
    • Extractの正常な停止に時間がかかる可能性があるため、オープン(長時間実行)トランザクションおよびBounded Recoveryがあるか確認します。

    • 不要なオープン・トランザクション(SEND EXTRACT group_name SHOWTRANSなど)が表示されている場合は、それらのトランザクションをスキップするか、ただちに強制的に停止できます。この場合、次のコマンドを使用してBounded Recoveryチェックポイントを取得できます。

      SEND EXTRACT group_name, BR BRCHECKPOINT immediate

  2. (Oracle Database用のOracle GoldenGateのみ)統合ビルド機能では、TNS_ADMINのみをOracle GoldenGate内のOracle Database Clientソフトウェアに調整する必要があります。

    curl -k -u adminname:adminpwd -X PATCH 
    \  https://server.oracle.com:9000/services/v2/deployments/uat_01 
    \  -H 'cache-control: no-cache' 
    \  -d '{"environment": [, {"name": "TNS_ADMIN" , "value": "/u01/app/oracle/network/admin"} ] }'

    ノート:

    21cから23aiにアップグレードする場合、この手順は不要です。Oracle GoldenGate 19c以前から23aiにアップグレードする場合は、TNS_ADMIN環境変数のみが必要です。

    OGG_HOME環境変数は、DATABASE_HOMELD_LIBRARY_PATHおよびJAVA_HOMEを自動的に検出できます。

  3. (SQL Server用のOracle GoldenGateのみ) Linux上のSQL Server用のOracle GoldenGate 23aiには、データベース接続用のODBCドライバが含まれています。必須ではありませんが、パッケージのドライバを使用することをお薦めします。パッケージのドライバを使用するには、2つの新しい環境変数を作成し、以前に作成したodbc.iniファイルを更新する必要があります。

    次の環境変数をデプロイメントに追加します:
    curl -k -u adminname:adminpwd -X PATCH 
    \  https://server.oracle.com:9000/services/v2/deployments/uat_01 
    \  -H 'cache-control: no-cache' 
    \  -d '{"environment": [ , {"name": "ODBCSYSINI" , "value": "${OGG_HOME}/msodbc"} 
                          , {"name": "ODBCINI"    , "value": "${OGG_HOME}/msodbc/odbc.ini"}] }'
    新しい環境変数を作成したら、既存のodbc.iniファイルをOracle GoldenGateのmsodbcフォルダにコピーし、DSNエントリのODBCドライバ値を次のように変更します:
    Driver=Microsoft ODBC Driver for SQL Server
  4. 次のcURLコマンドを実行して、Oracle GoldenGateデプロイメントをアップグレードします。
     curl -u SM username:SM password -X PATCH 
    http://hostname:servicemanager port/services/v2/deployments/Deployment-name 
    -H 'cache-control: no-cache'
    -d '{"oggHome":"new OGG_HOME complete path","status":"restart"}'
  5. すべてのExtractおよびReplicatを起動します。

    ノート:

    PostgreSQL用のOracle GoldenGateの場合は、Extractを起動する前に「アップグレード後の手順」を参照してください。

サービス・マネージャおよびデプロイメントが再起動されると、アップグレードが完了します。