エラー・ログの使用

Oracle GoldenGateのエラー・ログを使用して、次の情報を表示できます。

  • コマンドの履歴

  • 起動および停止したOracle GoldenGateプロセス

  • 実行された処理

  • 発生したエラー

  • 情報メッセージおよび警告メッセージ

エラー・ログにはイベントが発生順に記録されているため、エラーの(1つ以上の)原因を検出する場合に役立ちます。たとえば、次の情報を検索できます。

  • ユーザーがプロセスを停止したこと

  • プロセスがTCP/IPまたはデータベース接続の確立に失敗したこと

  • プロセスがファイルを開くことに失敗したこと

エラー・ログを表示するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • 標準のシェル・コマンドによるOracle GoldenGateのルート・ディレクトリに含まれるggserr.logファイルの表示

  • VIEW GGSEVTコマンド。

ggserr.logファイルの動作を次のように制御できます。

  • ファイルが最大サイズに達するとロールオーバーします。これはディスク領域の問題を回避するためのデフォルトです。

  • ディスク領域を考慮せず、すべてのプロセスによってすべてのメッセージがファイルに付加されます。

  • ファイルを無効にします。

  • メッセージをシステム・ログなど別の宛先にルーティングします。

このような動作は、次のいずれかの場所にあるogg-ggserr.xmlファイルに指定されて制御されます。 

Microservices Architecture
$OGG_HOME/etc/conf/logging/