エラー・ログの使用
Oracle GoldenGateのエラー・ログを使用して、次の情報を表示できます。
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コマンドの履歴
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起動および停止したOracle GoldenGateプロセス
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実行された処理
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発生したエラー
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情報メッセージおよび警告メッセージ
エラー・ログにはイベントが発生順に記録されているため、エラーの(1つ以上の)原因を検出する場合に役立ちます。たとえば、次の情報を検索できます。
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ユーザーがプロセスを停止したこと
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プロセスがTCP/IPまたはデータベース接続の確立に失敗したこと
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プロセスがファイルを開くことに失敗したこと
エラー・ログを表示するには、次のいずれかの方法を使用します。
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標準のシェル・コマンドによるOracle GoldenGateのルート・ディレクトリに含まれる
ggserr.log
ファイルの表示 -
VIEW GGSEVT
コマンド。
ggserr.log
ファイルの動作を次のように制御できます。
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ファイルが最大サイズに達するとロールオーバーします。これはディスク領域の問題を回避するためのデフォルトです。
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ディスク領域を考慮せず、すべてのプロセスによってすべてのメッセージがファイルに付加されます。
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ファイルを無効にします。
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メッセージをシステム・ログなど別の宛先にルーティングします。
このような動作は、次のいずれかの場所にあるogg-ggserr.xml
ファイルに指定されて制御されます。