インストールと起動の監視

Grid Infrastructure (GI)のインストールが完了するまでに最大20分かかる可能性があります。単一リージョンまたは複数リージョンの構成ではプライマリ・クラスタおよびスタンバイ・クラスタのnode1に、プライマリのみの構成の場合はプライマリ・クラスタに、スタンバイのみの構成の場合はスタンバイ・クラスタにSSH接続し、このプロセスを監視します。

  1. プライマリ・クラスタのnode1のパブリックIPアドレスを取得します:
    1. Oracle Cloudコンソールのナビゲーション・メニューで、「コンピュート」「インスタンス」の順にクリックします。
    2. 「インスタンス」リストで、プライマリ・クラスタのnode1を見つけ、その「パブリックIP」をコピーします。

      ヒント:

      プライマリ・クラスタのnode1のネーミング規則は、<cluster-prefix>1-<node-prefix>1です。
  2. ターミナル・アプリケーションまたはクラウド・シェルを使用し、opcユーザーとしてプライマリ・クラスタのnode1にSSH接続します。
  3. サポートされているテキスト・エディタで/tmp/startupScript.logを開きます(例: tail -f /tmp/startupScript.log)。
  4. 次の内容が表示されるまで、このファイルに出力されるメッセージを監視します:

    単一リージョンおよび複数リージョンのプライマリ・クラスタとスタンバイ・クラスタの場合:

    ################################################################################
    Deployment is successful, all resources are online and ACFS replication is healthy
    ################################################################################

    スタンバイ・クラスタのみの場合:

    #############################
    Deployment is successful
    ##############################

    これは、GIのインストールが完了し、Oracle GoldenGateを使用できる状態であることを示しています。

個別に作成されたクラスタに対するACFSレプリケーションの確立

単一リージョンのスタンバイ・クラスタのみまたは単一リージョンのプライマリ・クラスタのみのデプロイメントを構成してインストールしたばかりの場合は、次の手順に従って、個別に作成されたプライマリ・クラスタとスタンバイ・クラスタ間でACFSレプリケーションを確立します。

/u01/oracle/scripts/hybrid_replconfig.shを実行すると、個別に作成されたプライマリ・クラスタとスタンバイ・クラスタ間でACFSレプリケーションを確立できます。

このスクリプトでは:

  1. (オプション)両方のクラスタ内のすべてのノードで、gridユーザーのパスワードなしSSHを有効にします。
  2. プライマリ・クラスタとスタンバイ・クラスタ間でACFSレプリケーションを開始します。
  3. プライマリ・クラスタと異なる場合は、スタンバイ・クラスタのGoldenGate XAGリソース構成を更新します。たとえば、サービス・マネージャのポート、構成およびvarディレクトリです。
  4. Nginx構成ファイルを生成してすべてのスタンバイ・クラスタ・ノードにプッシュし、Nginxが新しい構成ファイルを参照するように、これらのノードでNginxを再起動します。
  5. ACFSレプリケーションが正常であり、すべてのGGHubスタンバイ・クラスタ・リソースが予期した状態であることを確認します。

ヒント:

始める前に、次の操作を必ず実行します:
  • プライマリ・クラスタおよびスタンバイ・クラスタのすべてのノードについて、rootユーザーのPATHにXAGパスを追加します。
  • プライマリ・クラスタおよびスタンバイ・クラスタのすべてのノードについて、oracleユーザーのOGG_HOMEを設定します。

このスクリプトには、次の入力が必要です:

パラメータ パラメータの説明/例
-p

必須。プライマリ・クラスタのホスト名。

例: -p oggclp1-node1,oggclp1-node2

-s

必須。スタンバイ・クラスタのホスト名。

例: -s oggcls2-node1,oggcls2-node2

-a

必須。プライマリ・クラスタのVIP DNS名。

例: -a <primary-vip-dns-name>

-b

必須。スタンバイ・クラスタのVIP DNS名。

例: -b <standby-vip-dns-name>

-u オプション。クライアント・ホストからクラスタに接続するためのSSHユーザー名。このユーザーにはsudo権限が必要です。デフォルト: opc

例: -u <username>

-m オプション。ACFSマウント・ポイント。

例: -m /mnt/acfs_gg

-d オプション。GoldenGateデプロイメント名。

例: -d Marketplace

-e オプション。パスワードなしSSHを有効にします。gridユーザーのパスワードなしSSHの有効化をスキップするには、nと入力します。デフォルト: y

例: -e n

-h オプション。ヘルプを表示します。

SSHに構成されたクライアント・ホストでスクリプトを実行します。次に例を示します:

hybrid_replconfig.sh -p oggcla1-node1,oggcla1-node2 -s oggclb2-node1,oggclb2-node2 -a oggcla1.cluster.ggoraclevcn.com -b oggclb2.cluster.ggoraclevcn.com -m /mnt/acfs_gg1 -d Marketplace -u opc -e n

ACFSマウント・ポイントまたはGoldenGateデプロイメント名を入力しない場合、スクリプトにより、クラスタ・リソースの詳細から取得されるマウント・ポイントまたはデプロイメント名を入力するように求められるので、それらを選択するか、希望する値を入力できます。

すべての構成が正常に設定されると、次のメッセージが表示されます:
#### ACFS replication and GoldenGate configuration successful between Primary and Standby cluster ####

VIPおよびACFSフェイルオーバーの確認

オプションで、/u01/oracle/scripts/verify_vip_and_acfs_failover.shスクリプトを実行して構成を検証できます。

警告:

このスクリプトを実行すると、ACFSレプリケーション・サイトを変更することでACFSロール・リバーサルがトリガーされる場合があります。
このスクリプトは、ACFSが現在マウントされているスタンバイ・クラスタ・ノードでgridユーザーとして実行します。
verify_vip_and_acfs_failover.sh [-m <ACFS mount point>] [-d <Goldengate deployment name>] [-r <Application VIP resource name>] [-h]
例:
verify_vip_and_acfs_failover.sh -m /mnt/acfs_gg1 -d Marketplace

次に、ソース・データベースおよびターゲット・データベースを構成します