ローカル・デプロイメントを使用したレプリケーション

ローカル・デプロイメントを使用してレプリケートする場合、次の図に示すように、Oracle GoldenGateインスタンスはデータベースへのローカル接続を使用してデータベース・サーバーで実行されます。


マルチハブ構成でのOracle GoldenGateデプロイメント

この図では、2つのOracle GoldenGateデプロイメントが、ネットワークを介して接続されている2つの異なるデータベース・サーバー上に設定されています。データ・センター1がソース、データ・センター2がターゲットであるとします。どちらのデプロイメントも、それぞれのデータベース・サーバーに対してローカルです。ただし、これらのデータベースは異なるリージョンまたはサーバーに存在し、分散サービス/レシーバ・サービスのペアを使用してネットワークを介して証跡ファイルを送信します。

次の図は、ローカル・ハブ内のデータベース・サーバーでのOracle GoldenGateデプロイメントのワークフローを示しています。


ローカルOracle GoldenGateデプロイメント用のハブベースの構成。

この図の説明は次のとおりです:
  • 1: コミット済トランザクションの取得。トランザクション・キーを読み取ることで発生時にフィルタ可能です。

  • 2: データ・トランザクションおよびイベントのための正規のセキュアなワイヤ・プロトコルを使用して証跡が送信されます。

  • 3: 分散/レシーバ・サービスが、サービス・メッシュ間でデータを送受信します。

  • 4: ルート・トランザクションは圧縮され、ターゲットへのルーティング用に暗号化されます。

  • 5: トランザクションの整合性を維持しながら、配信でデータが適用されます。