defgen
ノート:
DEFGEN
ユーティリティを使用できるように、「Oracle GoldenGate プログラム」の項の説明に従って環境変数を設定してください。
DEFGEN
ユーティリティを使用して、ソース表のメタデータ定義を生成します。これは、Oracle GoldenGate 12.2より古いフォーマット・リリースでありソース表のメタデータが含まれていないトレイル・ファイルからReplicatが読み取るために使用できます。DEFGEN
プログラムは、Oracle GoldenGateのホーム、bin
ディレクトリにインストールされます。
Windows、UNIXおよびLinuxの構文
defgen PARAMFILE parameter_file
[NOEXTATTR]
[PAUSEATEND | NOPAUSEATEND]
[REPORTFILE report_file]
[UPDATECS characterset ]
-
PARAMFILE
parameter_file
-
必須です。実行する
DEFGEN
プログラムのパラメータ・ファイルの相対パス名または絶対パス名を指定します。パラメータ・ファイルは、手動で作成する必要があり、表定義出力、データベース接続情報および定義を生成する表についてのdefs
ファイルをリストします。 -
NOEXTATTR
-
リリース11.2.1より古いOracle GoldenGateとの下位互換性を維持するために使用できますが、ASCII以外の文字セット、大/小文字の区別、および空白とともに引用符で囲んだオブジェクト名をサポートしません。
NOEXTATTR
を指定すると、DEFGEN
は、Oracle GoldenGateリリース11.2.1で導入されたグローバリゼーション機能をサポートするデータベース・ロケールおよび文字セットを組み込みません。表名または列名にマルチバイト文字や空白などの特殊文字が含まれている場合、NOEXTATTR
を指定すると、DEFGEN
は表定義を組み込みません。パラメータ・ファイルでAPPEND
モードが使用されている場合、NOEXTATTR
は無視され、その他の属性が指定されているかどうかに関係なく、新しい表定義が既存のファイル形式で追加されます。 -
PAUSEATEND | NOPAUSEATEND (default)
-
(Windowsのみ)プロセスが停止した場合、Oracle GoldenGateユーザーはコンソール出力を参照し、任意のキーを押してクリアする必要があります。また、プロセスが正常終了したか異常終了したかも示します。
-
REPORTFILE
report_file
-
指定したレポート・ファイルにコマンド出力を送信します。
reportfile
オプションを指定しない場合、コマンド出力は画面に表示されます。 -
defs_file
UPDATECS
charset
-
文字セットに互換性のないオペレーティング・システムに定義ファイルを転送する場合、その定義ファイルの文字セットを別の文字セットに変換します。この手順では、入力として定義ファイル名およびターゲットの文字セットが使用されます。たとえば:
defgen source.def UPDATECS UTF-8
。UPDATECS
が役立つのは、日本語のWindowsにおける日本語の表名がWindows CP932でデータ定義ファイルに記述されており、その定義ファイルを日本語のUNIXに転送するような場合です。UNIXがPCKロケールで構成されていないかぎり、このファイルは使用できません。そのため、UPDATECS
を使用して定義ファイルのエンコーディングを正しい形式に変換する必要があります。
例
次に、DEFGEN
パラメータ・ファイルdefgenparam.prm
のサンプルを示します。詳細は、DEFSFILE
パラメータを参照してください。
DEFSFILE /home/oracle/ogg/ora/bin/ora.defs, PURGE
USERIDALIAS oracle_source
TABLE hr.employees;
次のコマンドを使用して、DEFGEN
プログラムを実行します:
$OGG_HOME/bin/defgen PARAMFILE defgenparam.prm