2.1.7 保存された対話モード・レポートの管理

保存された対話モード・レポートの表示と削除、および対話モード・レポートのサブスクリプションの管理を行います。

参照:

Oracle APEXアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドレポートの開発

2.1.7.1 保存された対話モード・レポートの概要

APEXには、プライマリ・デフォルト、代替レポート、パブリック・レポート、プライベート・レポートの4つの種類の保存された対話モード・レポートが含まれます。開発者とエンド・ユーザーの両方が対話モード・レポートを保存できます。ただし、最初に表示されるレポート(プライマリ・デフォルトと呼ばれる)を保存したり、代替レポートを作成できるのは、開発者のみです。

APEXには、次の4種類の保存された対話モード・レポートが含まれます。

  • プライマリ・デフォルト(開発者のみ)。最初に表示されるレポートです。プライマリ・デフォルト・レポートは、名前を変更することも、削除することもできません。
  • 代替レポート(開発者のみ)。開発者は、複数のレポート・レイアウトを作成できます。代替レポートの保存、名前の変更または削除ができるのは開発者のみです。
  • パブリック・レポート(エンド・ユーザー)。作成者であるエンド・ユーザーによって保存、名前変更、削除できます。他のユーザーは、別のレポートとしてレイアウトを表示および保存できます。
  • プライベート・レポート(エンド・ユーザー)。レポートを作成したエンド・ユーザーのみ、レポートの表示、保存、名前の変更または削除を実行できます。

ワークスペース管理者は、これらのレポートを「保存されたレポート」ページで表示して管理できます。

2.1.7.2 保存済の対話モード・レポートの表示および削除

「保存されたレポート」ページで保存された対話モード・レポートの表示と削除を行います。

保存された対話モード・レポートを管理するには:

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. APEXにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「タスク」リストから、「対話モード・レポートの設定の管理」をクリックします。
  3. 「保存されたレポート」をクリックします。

    保存されたレポート・ページが表示されます。

    ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。

  4. レポートを削除するには:
    1. 削除するレポートを選択します。
    2. 「チェックした項目の削除」をクリックします。

2.1.7.3 対話モード・レポートのサブスクリプションの管理

エンド・ユーザーはレポートをサブスクライブすると、レポートの更新バージョンを受信できます。ワークスペース管理者はサブスクリプション・ページでこのサブスクリプションを表示して管理できます。

対話モード・レポートのサブスクリプションを管理するには:

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. APEXにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「タスク」リストから、「対話モード・レポートの設定の管理」をクリックします。
  3. 「サブスクリプション」をクリックします。

    サブスクリプション・ページが表示されます。

    ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。

  4. アプリケーション、ページまたはリージョンにリンクするには、適切なハイパーリンクをクリックします。
  5. サブスクリプションを削除するには:
    1. 削除するサブスクリプションを選択します。
    2. 「チェックした項目の削除」をクリックします。