5.11 オブジェクト・レポートの表示

SQLワークショップ・ユーティリティには、データベース内のオブジェクトをより効率的に管理できる様々なオブジェクト・レポートが含まれます。

5.11.1 表レポートの表示

表レポートを使用して、データベース内の表の特定の詳細を表示します。

表レポートを表示するには:

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「オブジェクト・レポート」をクリックします。

    オブジェクト・レポート・ページが表示されます。

  4. 「表レポート」で、表示するレポートを選択します。
    • 表の列

    • 表のコメント

    • 表制約

    • 表統計

    • 表の記憶域サイズ

  5. レポートにフィルタを適用するには、フィールドに検索基準を入力して「実行」をクリックします。
  6. 別のスキーマのレポートを表示するには、「スキーマ」リストから別のスキーマを選択します。

関連項目:

『Oracle APEXエンド・ユーザー・ガイド』「アクション」メニューを使用した対話モード・レポートのカスタマイズに関する項

5.11.2 PL/SQLレポートの表示

「PL/SQLレポート」を使用して、プログラム・ユニット引数またはユニット行数を表示し、PL/SQLソース・コードを検索します。

関連項目:

『Oracle APEXエンド・ユーザー・ガイド』「アクション」メニューを使用した対話モード・レポートのカスタマイズに関する項

5.11.2.1 パッケージの入出力パラメータの表示

プログラム・ユニット引数レポートを使用して、パッケージの入出力パラメータを表示します。

PL/SQLプログラム・ユニット引数を表示するには:

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「オブジェクト・レポート」をクリックします。

    オブジェクト・レポート・ページが表示されます。

  4. 「PL/SQLレポート」で、「プログラム・ユニット引数」をクリックします。
  5. レポートにフィルタを適用するには、フィールドに検索基準を入力して「実行」をクリックします。
  6. 別のスキーマのレポートを表示するには、「スキーマ」リストから別のスキーマを選択します。

5.11.2.2 オブジェクトのコードの行数の表示

「ユニット行数」レポートを使用して、各オブジェクトのコードの行数を表示します。

このレポートは、大きいPL/SQLプログラム・ユニットの識別に使用します。

ユニット行数のレポートを表示するには:

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「オブジェクト・レポート」をクリックします。

    オブジェクト・レポート・ページが表示されます。

  4. 「PL/SQLレポート」で、「ユニット行数」をクリックします。

    「PL/SQLユニット行数」レポートが表示されます。

  5. 別のスキーマのレポートを表示するには、「スキーマ」リストから別のスキーマを選択します。

5.11.2.3 PL/SQLソース・コードの検索

PL/SQLソース・コードを検索ページを使用して、PL/SQLコード内のテキストを検索します。

このレポートは、削除する表またはファンクションへの参照の検索に使用します。また、このページを使用して、コード・スニペットのみを再コールできるときにコードを検索することもできます。

PL/SQLソース・コードを検索するには:

  1. ワークスペースのホームページで「ユーティリティ」アイコンをクリックします。

  2. 「オブジェクト・レポート」をクリックします。

    オブジェクト・レポート・ページが表示されます。

  3. 「PL/SQLレポート」で、「PL/SQLソース・コードを検索」をクリックします。

  4. レポートにフィルタを適用するには:

    1. 「開始行」および「終了行」に、検索する行の範囲を入力します。

    2. 「設定」をクリックします。

    3. レポートにフィルタを適用するには、オブジェクト名を入力して、「実行」をクリックします。

  5. 別のスキーマのレポートを表示するには、「スキーマ」リストから別のスキーマを選択します。

5.11.3 例外レポートの表示

「例外レポート」を使用して、索引付けされていない外部キーおよび主キー、索引、トリガーのない表が表示されます。

例外レポートを表示するには:

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「オブジェクト・レポート」をクリックします。

    オブジェクト・レポート・ページが表示されます。

  4. 「例外レポート」」セクションで、表示するレポートをクリックします。
    • 主キーなしの表

    • 索引なしの表

    • 索引付けされていない外部キー

    • トリガーなしの表

  5. レポートにフィルタを適用するには、表名を入力して、「実行」をクリックします。
  6. 別のスキーマのレポートを表示するには、「スキーマ」リストから別のスキーマを選択します。

関連項目:

『Oracle APEXエンド・ユーザー・ガイド』「アクション」メニューを使用した対話モード・レポートのカスタマイズに関する項

5.11.4 セキュリティ・レポートの表示

「セキュリティ」レポートを使用すると、他のスキーマによって所持されるデータベース・オブジェクトで付与されたオブジェクトまたは列を表示できます。

また、これらのレポートを使用して、データベース・ロールおよびシステム権限も表示できます。

「セキュリティ」レポートを表示するには:

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「オブジェクト・レポート」をクリックします。

    オブジェクト・レポート・ページが表示されます。

  4. 「セキュリティ・レポート」で、表示するレポートをクリックします。
    • オブジェクト権限付与 - 既存のスキーマの権限を表示します。また、選択したスキーマから他のスキーマへ付与された権限を理解できます。

    • 列権限 - スキーマ内の列の権限を表示します。また、選択したスキーマから他のスキーマへ付与された権限を理解できます。

    • ロール権限 - 選択したスキーマに付与されたデータベース・ロールを表示します。ロールは様々な権限のコレクションです。

    • システム権限 - 選択したスキーマに付与されたデータベース権限を表示します。

  5. レポートにフィルタを適用するには、フィールドに検索基準を入力して「実行」をクリックします。
  6. 別のスキーマのレポートを表示するには、「スキーマ」リストから別のスキーマを選択します。

関連項目:

『Oracle APEXエンド・ユーザー・ガイド』「アクション」メニューを使用した対話モード・レポートのカスタマイズに関する項

5.11.5 すべてのオブジェクト・レポートの表示

すべてのオブジェクト・レポートを使用して、選択したスキーマのオブジェクトを表示します。

すべてのオブジェクト・レポートを表示するには:

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
  2. 「ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「オブジェクト・レポート」をクリックします。

    オブジェクト・レポート・ページが表示されます。

  4. 「すべてのオブジェクト・レポート」で、表示するレポートを選択します。
    • すべてのオブジェクト - 現在のスキーマのすべてのオブジェクトをリストします。作成日と最後にDDL(データ定義言語)が実行された時期が表示されます。

    • 無効なオブジェクト - データベース内の無効なオブジェクトをオブジェクト・タイプごとに表示します。

    • オブジェクト作成カレンダ - すべてのオブジェクトを、各データベース・オブジェクトの作成日を基に、カレンダ形式で表示します。

    • タイプ別オブジェクト数 - データベース・オブジェクトの数を選択したスキーマのタイプごとに表示します。

    • データ・ディクショナリ - このデータベースのデータ・ディクショナリを表示します。

      Oracleデータ・ディクショナリは、データベースを参照するために読取り専用で使用する表およびビューのセットです。たとえば、データ・ディクショナリにはデータベースの論理構成と物理構成の情報が格納されています。

      また、データ・ディクショナリには有効なOracle Databaseユーザー、データベース内の表の整合性制約、スキーマ・オブジェクトに割り当てられた領域の合計および使用領域に関する情報も格納されます。

  5. レポートにフィルタを適用するには、フィールドに検索基準を入力して「実行」をクリックします。
  6. 別のスキーマのレポートを表示するには、「スキーマ」リストから別のスキーマを選択します。

関連項目: