20.1.5 ワークフロー・ランタイム・エンジンについて

ワークフロー・ランタイム・エンジンは、ワークフロー・インスタンスを実行順序に従って実行します。

ワークフロー・ランタイム・エンジンが新しいワークフロー・インスタンスを開始するときに、そのインスタンスはワークフロー定義のアクティブ・バージョンに基づきます。ただし、現在開発者セッションを開いている場合を除きます。開発者セッションを開いている場合、そのインスタンスはワークフローの開発バージョンに基づきます。

ヒント:

開発者セッションを開いている間にワークフローのアクティブなバージョンを実行する場合は、インコグニート・ブラウザ・ウィンドウでアプリケーションを実行します。

ワークフローが実行されるときには、開始アクティビティから実行開始されます。ワークフローの実行順序は、ワークフロー・デザイナのツリー内のアイテム順序ではなく、ワークフロー内の接続とアクティビティによって決まります。接続に複数のオプション(caseスイッチ・アクティビティや複数のエラー接続など)がある場合、ワークフロー・ランタイム・エンジンは、プロパティ・エディタで指定した実行順序に基づいてオプションを評価します。