25.3.2.5 アプリケーション・ページのエクスポート

エクスポートすることで、単一のアプリケーション・ページを移動またはコピーします。エクスポート・ページまたはページ・デザイナからエクスポートできます。

警告:

異なるシステム上の単一のページをエクスポートおよびインポートすることは高度なデプロイ手法であり、次の制限事項があります。

  • 両方のシステムに同じアプリケーションIDとワークスペースIDが指定されている必要があります。
  • 両方のシステムに共有コンポーネントの同じIDが指定されている必要があります。
  • ページが新しい共有コンポーネントまたは更新された共有コンポーネントを参照する場合、それらの共有コンポーネントを最初にエクスポートおよびインポートする必要があります。

これらの制限事項が満たされない場合、インポートは失敗します。

25.3.2.5.1 アプリケーション・ページのエクスポート・ページからのエクスポート

単一のアプリケーション・ページを、エクスポート・ページからエクスポートして移動またはコピーします。

エクスポート・ページからページをエクスポートするには:

  1. エクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「エクスポート」をクリックします。

      エクスポート・ページが表示されます。

      ヒント:

      アプリケーション、「エクスポート/インポート」「エクスポート」の順に選択しても、エクスポート・ページにアクセスできます。
  2. 「ページ」タブをクリックします。
  3. 「ページのエクスポート」で、次を構成します:
    1. アプリケーション - エクスポートされるページを含むアプリケーションを選択します。
    2. ページ - エクスポートするページを選択します。一度のエクスポートに1つのページのみ選択できます。
    3. インストール可能なSQLファイルを含める - エクスポート・ファイルにページのインストール可能なSQLファイルを含めるかどうかを指定します。オプションは次のとおりです。
      • オン - インストール可能なSQLファイルを含めます。

      • オフ - インストール可能なSQLファイルを除外します。

    4. 判読可能な形式を含める - エクスポート・ファイルに判読可能な(YAML)バージョンのページ・メタデータを含めるかどうかを指定します。YAMLバージョンを使用して、バージョン管理システムへのチェックイン時にページのバージョン間の差異を識別および確認します。オプションは次のとおりです。
      • オン - 判読可能なファイルを含めます。
      • オフ - 判読な能なファイルを除外します。
    5. 複数のファイルに分割 - ページ、共有コンポーネントなどの個別のSQLファイルをエクスポートするには、このオプションを選択します。オプションは次のとおりです。
    6. 元のID - エクスポート・ファイルに現時点のアプリケーション・コンポーネントIDとこのアプリケーションの前回インポート時のアプリケーション・コンポーネントIDのどちらを含めるかを指定します。オプションは次のとおりです。
      • オン - 前回インポート時のIDを含めます。

      • オフ - コンポーネントの現在のIDを含めます。

    7. 監査情報 - エクスポート・ファイルに含める監査情報を指定します。監査情報には、作成ユーザー、作成日、変更ユーザー、変更日などがあります。オプションは次のとおりです。
      • なし - (デフォルト)監査情報は含まれません。
      • 名前と日付 - すべての監査情報に名前と日付を含めます。
      • 日付のみ - 日付情報のみを含め、ユーザーの詳細を除外します。
    8. 現在から - 何分前まで遡ってエクスポートするかを指定します。このオプションを使用すると、削除されたオブジェクトを元に戻すなどのために、アプリケーションの前の時点に戻ることができます。

      このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

    9. ファイルの文字セット - エクスポート・ファイルのエンコードに使用される文字セットを示します。
  4. 「エクスポート」をクリックします。
  5. ページのエクスポートをターゲット・インスタンスにインポートします。

25.3.2.5.2 アプリケーション・ページのページ・デザイナからのエクスポート

単一のアプリケーション・ページを、ページ・デザイナからエクスポートして移動またはコピーします。

ページ・デザイナからページをエクスポートするには:

  1. エクスポートするページをページ・デザイナで表示します:
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. ページを選択します。
      ページ・デザイナが表示されます。
  2. ページ開発者ツールバーで、「ユーティリティ」メニュー(「ユーティリティ」メニュー)をクリックし、「エクスポート」を選択します。
  3. 「ページのエクスポート」で、次を構成します:
    1. インストール可能なSQLファイルを含める - エクスポート・ファイルにページのインストール可能なSQLファイルを含めるかどうかを指定します。オプションは次のとおりです。
      • オン - インストール可能なSQLファイルを含めます。

      • オフ - インストール可能なSQLファイルを除外します。

    2. 判読可能な形式を含める - エクスポート・ファイルに判読可能な(YAML)バージョンのページ・メタデータを含めるかどうかを指定します。YAMLバージョンを使用して、バージョン管理システムへのチェックイン時にページのバージョン間の差異を識別および確認します。オプションは次のとおりです。
      • オン - 判読可能なファイルを含めます。
      • オフ - 判読な能なファイルを除外します。
    3. 複数のファイルに分割 - ページ、共有コンポーネントなどの個別のSQLファイルをエクスポートするには、このオプションを選択します。オプションは次のとおりです。
    4. 元のID - エクスポート・ファイルに現時点のアプリケーション・コンポーネントIDとこのアプリケーションの前回インポート時のアプリケーション・コンポーネントIDのどちらを含めるかを指定します。オプションは次のとおりです。
      • オン - 前回インポート時のIDを含めます。

      • オフ - コンポーネントの現在のIDを含めます。

    5. 監査情報 - エクスポート・ファイルに含める監査情報を指定します。監査情報には、作成ユーザー、作成日、変更ユーザー、変更日などがあります。オプションは次のとおりです。
      • なし - (デフォルト)監査情報は含まれません。
      • 名前と日付 - すべての監査情報に名前と日付を含めます。
      • 日付のみ - 日付情報のみを含め、ユーザーの詳細を除外します。
    6. 現在から - 何分前まで遡ってエクスポートするかを指定します。このオプションを使用すると、削除されたオブジェクトを元に戻すなどのために、アプリケーションの前の時点に戻ることができます。

      このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

    7. ファイルの文字セット - エクスポート・ファイルのエンコードに使用される文字セットを示します。
  4. 「エクスポート」をクリックします。
  5. ページのエクスポートをターゲット・インスタンスにインポートします。