11.3.13 リスト・テンプレート

リストの外観は、リスト・テンプレートを使用して制御します。

11.3.13.1 階層リストについて

階層リストについて説明します。

リストは、リンクの共有コレクションです。Oracle APEXでは、階層リストをサポートしています。階層的なリストを作成するには、次のステップを実行します。

  • 階層的なリストをサポートするリスト・テンプレートを選択します。階層的なリストをサポートするリスト・テンプレートを判別するには、サブリスト付きというネーミング規則のあるテンプレートを検索します。

    ヒント:

    階層的なリストをサポートするリスト・テンプレートを判別するには、サブリスト付きというネーミング規則のあるテンプレートを検索します。

  • 各リスト・エントリの作成時には親リスト・エントリを選択します。

関連項目:

リストの作成

11.3.13.2 リスト・テンプレート属性

リスト・テンプレート属性について説明します。

特定の属性についてさらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

11.3.13.2.1 名前

「名前」は、テンプレートの名前を示します。テンプレートに翻訳が必要なテキスト文字列が含まれていることを示すには、「翻訳可能」チェック・ボックスを使用します。 「テーマ」は、テンプレートが関連付けられているテーマを示します。

「テンプレート・クラス」は、そのテンプレートに固有の用途を示します。新しいテーマに切り替えると、あるテーマのすべてのテンプレートは、別のテーマの対応するテンプレートにマップされます。アプリケーション・ビルダーは、テンプレート・クラスの割当てによってこのテンプレート・マッピングを行います。

11.3.13.2.2 リスト前のエントリ

リスト要素の前に表示するHTMLを入力します。この属性は、HTML表またはHTML表の行を開始するために使用できます。#COMPONENT_CSS_CLASSES#置換文字列は、テンプレート・オプションが定義されているテンプレートの行の前のリスト・テンプレート属性に含める必要があります。

11.3.13.2.3 テンプレート定義

カレントおよび非カレントのリスト・テンプレートを定義します。サポートされている置換文字列は、#LINK##TEXT##TEXT_ESC_SC##ICON_CSS_CLASSES##APEX_FILES##IMAGE##IMAGE_ATTR#および#A01#...#A10#です。

テンプレート定義属性は次のとおりです。

  • カレント・リスト・テンプレート。選択された(カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキストを入力します。

  • サブリスト・アイテムが含まれているカレント・リスト・テンプレート:アイテムにサブリスト・アイテムが含まれる場合は、選択された(カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキストを入力します。指定しない場合、現在のリスト・アイテム・テンプレートが使用されます。

  • 非カレント・リスト・テンプレート。選択されていない(非カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキストを入力します。

  • サブリスト・アイテムが含まれている非カレント・リスト・テンプレート:アイテムにサブリスト・アイテムが含まれる場合は、選択されていない(非カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキストを入力します。指定しない場合、現在のリスト・アイテム・テンプレートが使用されます。

  • リスト要素間。リスト要素の間に表示するHTMLを入力します。HTMLを指定しないと、この属性が無視されます。

11.3.13.2.4 最初のエントリのテンプレート定義

選択可能な属性は次のとおりです。

  • カレント・リスト・テンプレート(最初):定義されている場合、これは最初のリスト・アイテムに使用されます。選択された(カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキストを入力します。

  • サブリスト・アイテムが含まれているカレント・リスト・テンプレート(最初):定義されている場合、これは最初のリスト・アイテムに使用されます。アイテムにサブリスト・アイテムが含まれる場合に使用される、選択された(カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキスト。

  • 非カレント・リスト・テンプレート(最初):定義されている場合、これは最初のリスト・アイテムに使用されます。選択されていない(非カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキストを入力します。

  • サブリスト・アイテムが含まれている非カレント・リスト・テンプレート(最初):定義されている場合、これは最初のリスト・アイテムに使用されます。アイテムにサブリスト・アイテムが含まれる場合に使用される、選択されていない(非カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキスト。

11.3.13.2.5 サブリスト・エントリ前

サブリスト要素の前に表示するHTMLを入力します。

11.3.13.2.6 サブリスト・エントリ

カレントおよび非カレントのリスト・テンプレートを定義します。サポートされている置換文字列は、#LINK##TEXT##ICON_CSS_CLASSES##APP_FILES##IMAGE##IMAGE_ATTR##ICON_CSS_CLASSES#, #A01#...#A10##LIST_ITEM_ID#および#PARENT_LIST_ITEM_ID#です。

サブリスト・エントリ属性は次のとおりです。

  • カレント・サブリスト・テンプレート:選択された(カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキストを入力します。

  • サブリスト・アイテムが含まれているカレント・サブリスト・テンプレート:アイテムにサブリスト・アイテムが含まれる場合は、選択された(カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキストを入力します。指定しない場合、現在のリスト・アイテム・テンプレートが使用されます。

  • 非カレント・サブリスト・テンプレート:選択されていない(非カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキストを入力します。

  • サブリスト・アイテムが含まれている非カレント・サブリスト・テンプレート:アイテムにサブリスト・アイテムが含まれる場合は、選択されていない(非カレントの)リスト・テンプレートに置換されるHTMLまたはテキストを入力します。指定しない場合、現在のリスト・アイテム・テンプレートが使用されます。

  • サブリスト・アイテム間:リスト要素の間に表示するHTMLを入力します。HTMLを指定しないと、この属性が無視されます。

11.3.13.2.7 サブリスト後のエントリ

サブリスト要素を表示した後に表示するHTMLを入力します。

11.3.13.2.8 リスト後のエントリ

すべてのリスト要素を表示した後に表示するHTMLを入力します。この属性を使用して、リスト前の要素属性で開始したHTML表を閉じることができます。

11.3.13.2.9 置換文字列

置換文字列は、テンプレート内でコンポーネント値を参照するために使用されます。特定のテンプレートについてサポートされている最新のリストの置換文字列を表示するには、テンプレートを表示し、「置換文字列」レポートを検索します。

ヒント:

テンプレートのすべての置換文字列は、大文字で指定し、シャープ記号(#)で囲む必要があります。