1 マイクロサービス対応トランザクション・マネージャのOCI用イメージ
Oracle Cloud Infrastructure (OCI)のOracle Transaction Manager for Microservices (MicroTx)イメージと、このイメージを使用して(OCI)にMicroTxインスタンスを作成する方法について学習します。
トピック:
- マイクロサービス対応トランザクション・マネージャのOCI用イメージについて
マイクロサービス対応トランザクション・マネージャ(MicroTx)のOCI用イメージを利用すると、MicroTxソフトウェアを使用する権限により、Oracle Cloud Infrastructureコンピュート・インスタンスでマイクロサービス対応トランザクション・マネージャ・ドメイン・ノードを作成できます。 - 最小システム要件
OCIでマイクロサービス対応トランザクション・マネージャ・インスタンスを作成し、サンプル・アプリケーションを実行するには、最小システム要件を満たす必要があります。 - ソフトウェア要件
MicroTxコーディネータはコンテナ化されたアプリケーションであり、DockerやKubernetesなどのコンテナベースのプラットフォームで実行できます。
1.1 マイクロサービス対応トランザクション・マネージャのOCI用イメージについて
マイクロサービス対応トランザクション・マネージャ(MicroTx)のOCI用イメージを利用すると、MicroTxソフトウェアを使用する権限により、Oracle Cloud Infrastructureコンピュート・インスタンスでマイクロサービス対応トランザクション・マネージャ・ドメイン・ノードを作成できます。
マイクロサービス対応トランザクション・マネージャのOCI用イメージは、Oracle Transaction Manager for Microservices Free 23.4.1とともに事前インストールされています。次のディレクトリが含まれます:
$HOME/OTMM/otmm-23.4.1
には、MicroTx配布パッケージが含まれます。$HOME/OTMM/otmm-23.4.1/samples/xa/java/bankapp
には、Bank and Stock-Tradingアプリケーションのソース・コードおよびその他のファイルが含まれます。$HOME/OTMM/otmm-23.4.1/samples/xa/java/bankapp/Helmcharts
には、Bank and Stock-Tradingアプリケーションをデプロイするための詳細とともにHelmチャートが含まれています。
Oracle Transaction Manager for MicroservicesのOCI Marketplace用イメージのシェイプ
- 標準
VM.Standard1.4, VM.Standard1.8, VM.Standard1.16, VM.Standard.B1.4, VM.Standard.B1.8, VM.Standard.B1.16, VM.Standard2.4, VM.Standard2.8, VM.Standard2.16, VM.Standard2.24, VM.Standard.E2.4, VM.Standard.E2.8
- フレキシブル
VM.Standard.E3.Flex (OCPU constraint: 4-64, Memory constraint: 24-1024 GB); VM.Standard.E4.Flex (OCPU constraint: 4-64, Memory constraint: 24-1024 GB); VM.Standard3.Flex (OCPU constraint: 4-32, Memory constraint: 24-512 GB)
- 最適化
VM.Optimized3.Flex (OCPU constraint: 4-18, Memory constraint: 24-256 GB)
- 密
VM.DenseIO1.4, VM.DenseIO1.8, VM.DenseIO1.16, VM.DenseIO2.8, VM.DenseIO2.16, VM.DenseIO2.24
1.2 最小システム要件
OCIでマイクロサービス対応トランザクション・マネージャ・インスタンスを作成し、サンプル・アプリケーションを実行するには、最小システム要件を満たす必要があります。
Oracle Cloud Infrastructureテナンシで、4 OCPU、24 GBメモリーおよび128 GB以上のブート可能ストレージ・ボリュームが使用可能であることを確認してください。
1.3 ソフトウェア要件
MicroTxコーディネータはコンテナ化されたアプリケーションであり、DockerやKubernetesなどのコンテナベースのプラットフォームで実行できます。
表1-1 MicroTxのソフトウェア要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
Java 2 JRE (Java実行時環境用) | JRE 17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済 |
Java 2 Software Development Kit (SDK、Java開発環境用) | JRE 17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済 |
詳細は、『Oracle Transaction Manager for Microservices開発者ガイド』を参照してください。