4.3.33.1 ADD STORAGEPOOL

このコマンドは、新しいExascaleストレージ・プールを追加します。

構文

ADD STORAGEPOOL
   NAME = storagepoolname
   [ SIZE = size ]
   [ TYPE = storagetype ]
   CELLLIST = 'celllist'
[ WHERE
     EXASCALECLUSTER = exascaleclustername ]

引数

  • NAME: Exascaleストレージ・プールの名前を指定します。
  • SIZE: オプションで、ストレージ・プールのサイズをGBで指定します。指定しない場合、ストレージ・プールは、指定されたセル内の使用可能な領域をすべて受け取ります。

  • TYPE: 大容量Exadataストレージ・サーバーを使用してフラッシュベースのストレージ・プールを作成するには、EFを指定します。それ以外の場合、ストレージ・プールのメディア・タイプはExadataストレージ・サーバー・タイプから導出されます。
  • CELLLIST: ストレージ・プールに使用するExadataストレージ・サーバーのリストを指定します。値は、セル名の空白区切りリストにするか、ALLを使用して、OEDA構成ファイル(es.xml)に使用可能なすべてのセルを指定します。また、値は、一重引用符で囲まれていることに注意してください(コマンド構文を参照)。

WHERE句には、次の引数を使用できます:

  • EXASCALECLUSTER: 新しいストレージ・プールを含むExascaleクラスタの名前を指定します。

使用上のノート

  • ADD STORAGEPOOLコマンドを使用するとき、指定したストレージ・プール・サイズを検証する即時チェックは行われません。ただし、領域不足の場合、デプロイメントはエラーで失敗します。

  • OEDA構成ファイル(es.xml)にExascaleクラスタが1つのみ含まれている場合、WHERE句はオプションです。それ以外の場合、WHERE句は必須です。