4.3.9.2 ALTER DATABASEHOME
構文
ALTER DATABASEHOME
{ OWNER=owner |
DBVERSION=version |
DBHOMELOC=database_home_path |
DBHOMENAME=database_home_name |
INVLOC=inventory_location |
DBLANG=language |
MACHINELIST='machine_list' |
PATCHLIST='patch_list' |
BASEDIR=base_directory |
INSTALLTYPE={ CLONE | ZIP } } ...
WHERE
{ ID=database_home_id |
CLUSTERNUMBER=cluster_number DBHOMELOC=database_home_path |
CLUSTERNAME=cluster_name DBHOMELOC=database_home_path |
CLUSTERID=cluster_id DBHOMELOC=database_home_path }
引数
Oracleデータベース・ホームについて次の属性を変更できます。
-
OWNER
: Oracleホームを所有するオペレーティング・システム・ユーザーを指定します。 -
DBVERSION
: リリース更新(RU)を含めて、データベース・ホーム内のソフトウェアのバージョンを指定します。たとえば、12.1.0.2.170418です。 -
DBHOMELOC
: 新規Oracleデータベース・ホーム・ディレクトリのファイル・システム・パスを指定します。 -
DBHOMENAME
: データベース・ホームの新しい名前を指定します。データベース・ホーム名は、クラスタ内で一意である必要があります。 -
INVLOC
: Oracleインベントリ・ディレクトリの場所を指定します。 -
DBLANG
: Oracleホームでのサポート対象言語を指定します。 -
MACHINELIST
: ノードのリストを指定します。これらのノードは、クラスタ内に存在する必要があります。 -
PATCHLIST
: データベース・ホームのパッチを示すカンマ区切りのカスタム・リストを指定します。 -
BASEDIR
: Oracleベース・ディレクトリの場所を指定します。 -
INSTALLTYPE
: 使用するソフトウェア・インストール方法を指定します。オプションは次のとおりです:-
CLONE
: イメージ・ファイルを使用して、ソフトウェア・インストールをクローニングします。イメージ・ファイルにはベース・ソフトウェア・リリースが含まれ、追加のパッチや更新が含まれる場合もあります。この方法では、イメージ・ファイルに更新を含めることで、デプロイメント時間が短縮され、デプロイメントの一貫性が向上します。CLONE
ソフトウェア・インストール方法は、仮想マシン(VM)デプロイメントのデータベース・ホームについてサポートされている唯一の方法です。このオプションは、物理(ベア・メタル)デプロイメントのデータベース・ホームにも使用できます。 -
ZIP
: ソフトウェア・リリースを含む圧縮(zip)ファイルを使用して、フレッシュ・ソフトウェア・インストールを実行します。この方法には、追加のパッチや更新は含まれません。このオプションは、仮想マシン(VM)デプロイメントのデータベース・ホームには使用できません。
-
WHERE
句には、次の引数を使用できます。
-
ID
: データベース・ホームのes.xml
IDを指定します。 -
CLUSTERNUMBER
: 1から始まる、es.xml
内のクラスタ番号を指定します。 -
CLUSTERNAME
: クラスタの名前を指定します。 -
CLUSTERID
: クラスタのes.xml
IDを指定します。 -
DBHOMELOC
: データベース・ホーム・ディレクトリのパスを指定します。
親トピック: DATABASEHOME