4.8.1.2 1.1.3-2ファームウェアを使用したスイッチの設定のバックアップ

次の手順は、1.1.3-2ファームウェアを使用したスイッチのバックアップ方法を示しています。スイッチを適切な設定で最初に構成した後、一度だけバックアップを実行する必要があります。

  1. ブラウザのスイッチILOM URLに移動します。たとえば、http://dbm002-i1.us.example.comなどです。
  2. ilom-adminユーザーとしてログインします。
  3. 「メンテナンス」タブを選択します。
  4. 「バックアップ/リストア」タブを選択します。
  5. バックアップ操作およびブラウザ方法を選択します。
  6. パスフレーズを入力します。これは、ユーザー・パスワードなどのバックアップの機密情報を暗号化するために使用されます。
  7. 「実行」をクリックして、結果のXMLファイルを安全な場所に保存します。
  8. rootユーザーとしてSun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチにログインします。
  9. scpコマンドを使用して、次のファイルをコピーします。
    • ネットワーク構成: /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

    • DNS情報: /etc/resolv.conf

    • NTP情報: /etc/ntp.conf

    • タイムゾーン情報: /etc/localtime

    • openSM設定: /etc/opensm/opensm.conf

    • ホスト名: /etc/sysconfig/network

    • root SSHキー: /root/.ssh/authorized_keys

    • nm2user SSHキー(存在する場合): /home/nm2user/.ssh/authorized_keys

  10. hostnameコマンドを実行して、出力を保存します。これは、ホスト名が/etc/sysconfig/networkファイルに設定されない場合に備えて実行されます。
  11. rootおよびnm2userアカウントのパスワードを保存します。
  12. nm2versionコマンドを実行して、出力を保存します。