3.7.4 Oracle Exadata Database Machineエイス・ラックのストレージ・サーバーのレスキュー後の構成

エイス・ラック・システムに含まれるストレージ・サーバーの場合は、レスキューの成功後に次のステップを使用してセルを構成する必要があります。

Oracle Exadata System Softwareリリース11.2.3.3以降では、セル・レスキュー後に追加のステップは必要ありません。

  1. 別のストレージ・サーバーにある/opt/oracle.SupportTools/resourcecontrolユーティリティを、リカバリしたサーバーの/opt/oracle.SupportTools/resourcecontrolディレクトリにコピーします。
  2. ユーティリティに対して適切な権限が設定されていることを確認します。
    # chmod 740 /opt/oracle.SupportTools/resourcecontrol
    
  3. 現在の構成を確認します。
    # /opt/oracle.SupprtTools/resourcecontrol -show
    
    Validated hardware and OS. Proceed.
    Number of cores active: 6
    Number of harddisks active: 6
    Number of flashdisks active: 8
    

    エイス・ラック構成の場合、出力はハードウェア・モデルによって異なります。

    • X3ストレージ・サーバー: 6個のアクティブCPU、6個のハード・ディスクおよび8個のフラッシュ・ディスクが有効になっている必要があります
    • X4ストレージ・サーバー: 6個のアクティブCPUコア、6個のハード・ディスクおよび8個のフラッシュ・ディスクが有効になっている必要があります
    • X5 HCストレージ・サーバー: 8個のアクティブCPUコア、6個のハード・ディスクおよび2個のフラッシュ・ディスクが有効になっている必要があります
    • X5 EFストレージ・サーバー: 8個のアクティブCPUコアおよび4個のフラッシュ・ディスクが有効になっている必要があります
    • X6 HCストレージ・サーバー: 10個のアクティブCPUコア、6個のハード・ディスクおよび2個のフラッシュ・ディスクが有効になっている必要があります
    • X6 EFストレージ・サーバー: 10個のアクティブCPUコアおよび4個のフラッシュ・ディスクが有効になっている必要があります
    • X7 HCストレージ・サーバー: 10個のアクティブCPUコア、6個のハード・ディスクおよび2個のフラッシュ・ディスクが有効になっている必要があります
    • X7 EFストレージ・サーバー: 10個のアクティブCPUコアおよび4個のフラッシュ・ディスクが有効になっている必要があります
    • X8 HCストレージ・サーバー: 16個のアクティブCPUコア、6個のハード・ディスクおよび2個のフラッシュ・ディスクが有効になっている必要があります
    • X8 EFストレージ・サーバー: 16個のアクティブCPUコアおよび4個のフラッシュ・ディスクが有効になっている必要があります
  4. この構成のすべてのコアおよびディスクが使用可能と表示されている場合は、エイス・ラック構成を有効にします。
    CellCLI> ALTER CELL eighthRack=true