3.4.6.3 11.2.3.3.1より前のソフトウェア・バージョンのローリング形式でのライトバック・フラッシュ・キャッシュの無効化

ローリング方式を使用して、各ストレージ・サーバーのライトバック・フラッシュ・キャッシュを有効化できます。

flashCacheMode属性を変更する前に、セル・サービスをシャットダウンする必要があります。セル・サービスは、ローリング形式でシャットダウンできます。属性をwritethroughに変更する前に、フラッシュ・キャッシュをフラッシュして削除する必要があります。フラッシュ操作が開始されると、フラッシュ・キャッシュへのすべてのキャッシュが停止されます。現在のストレージ・サーバーでセル・サービスの再同期化が完了してから、次のストレージ・サーバーを変更してください。

ライトバック・フラッシュ・キャッシュの有効化と無効化を自動化するためのシェル・スクリプトが用意されています。スクリプトおよび詳細は、My Oracle Supportノート1500257.1を参照してください。

  1. ライトバック・フラッシュ・キャッシュを無効にする最初のセルにrootユーザーとしてログインします。
  2. セルのすべてのグリッド・ディスクのasmDeactivationOutcome属性がyesになっていることを確認します。
    # dcli -g cell_group -l root cellcli -e "LIST GRIDDISK WHERE   \
     asmdeactivationoutcome != 'Yes' attributes name, asmdeactivationoutcome, \
    asmmodestatus"
    次のセルに移る前に、現在のセルのすべてのグリッド・ディスクでグリッド・ディスク属性asmDeactivationOutcome属性がyesに、asmModeStatus属性がonlineになっている必要があります。グリッド・ディスクのasmDeactivationOutcome属性値がyesでない場合は、続行する前に、この問題を解決する必要があります。
  3. フラッシュ・キャッシュ内のダーティ・データの量を確認します。
    # dcli -g cell_group -l root cellcli -e "LIST METRICCURRENT ATTRIBUTES  \
    name,metricvalue WHERE name LIKE \'FC_BY_DIRTY.*\'"
  4. フラッシュ・キャッシュをフラッシュします。
    # dcli -g cell_group -l root cellcli -e ALTER FLASHCACHE ALL FLUSH
  5. フラッシュ・キャッシュのステータスをチェックします。
    # dcli -g cell_group -l root cellcli -e LIST CELLDISK ATTRIBUTES name, \
    flushstatus, flusherror | grep FD

    フラッシュが完了すると、ステータスがcompletedになります。

  6. 1セルずつ、すべてのセルに次の一連のステップを実行します。
    つまり、すべてのセルを処理するまで、1つのセルにステップ(a)から(i)を実行した後、別のセルに同じステップを実行します。
    1. フラッシュ・キャッシュを削除します。
      # cellcli -e DROP FLASHCACHE
    2. セル上のすべてのグリッド・ディスクを無効化します。
      # cellcli -e ALTER GRIDDISK ALL INACTIVE
    3. CELLSRVサービスを停止します。
      # cellcli -e ALTER CELL SHUTDOWN SERVICES CELLSRV
    4. flashCacheMode属性をwritethroughに設定します。
      # cellcli -e "ALTER CELL FLASHCACHEMODE=writethrough"
    5. セル・サービスを再起動します。
      # cellcli -e ALTER CELL STARTUP SERVICES CELLSRV
    6. セルのグリッド・ディスクを再アクティブ化します。
      # cellcli -e ALTER GRIDDISK ALL ACTIVE
    7. フラッシュ・キャッシュを再作成します。
      # cellcli -e CREATE FLASHCACHE ALL
    8. セルのステータスを確認します。
      # cellcli -e LIST CELL DETAIL | grep flashCacheMode
    9. グリッド・ディスクのasmDeactivationOutcome属性とasmModeStatus属性をチェックします。
      # cellcli -e LIST GRIDDISK ATTRIBUTES name,status,asmdeactivationoutcome,asmmodestatus
      

      asmDeactivationOutcome属性がyesに、asmModeStatus属性がonlineになっている必要があります。

      ディスク・ステータスがSYNCINGの場合は、続行せずにACTIVEになるまで待ちます。