6.20.1 OEDACLIを使用したOracle RACクラスタからのゲストの削除

OEDACLIを使用してクラスタからゲストを削除できます。

次の手順で、クラスタからゲストが削除されます。ゲストがクラスタの一部ではない場合、クラスタに関連するコマンドをスキップできます。

  1. XML構成ファイル(たとえば、es.xml)をOEDACLIにロードします。
    ./oedacli -c full_path_to_XML_file
  2. 次のOEDACLIコマンドを使用して、クラスタ・ノードからデータベース・インスタンスを削除します。
    DELETE GUEST WHERE srcname=guest_FQDN stepname=ADD_INSTANCE
    SAVE ACTION
    MERGE ACTIONS
    DEPLOY ACTIONS
  3. 次のOEDACLIコマンドを使用して、クラスタからOracle Databaseホームを削除します。
    DELETE GUEST WHERE srcname=guest_FQDN stepname=EXTEND_DBHOME
    SAVE ACTION
    MERGE ACTIONS
    DEPLOY ACTIONS
  4. 次のOEDACLIコマンドを使用して、クラスタからゲスト・ノードを削除します。
    DELETE GUEST WHERE srcname=guest_FQDN stepname=ADD_NODE
    SAVE ACTION
    MERGE ACTIONS
    DEPLOY ACTIONS
  5. 次のOEDACLIコマンドを使用して、ストレージ・サーバーへの接続を削除し、ゲスト上のユーザーを削除します。
    DELETE GUEST WHERE srcname=guest_FQDN stepname=CELL_CONNECTIVITY
    SAVE ACTION
    DELETE GUEST WHERE srcname=guest_FQDN stepname=CREATE_USERS
    SAVE ACTION
    MERGE ACTIONS
    DEPLOY ACTIONS
  6. 次のOEDACLIコマンドを使用して、ゲストを削除します。
    DELETE GUEST WHERE srcname=guest_FQDN stepname=CREATE_GUEST
    SAVE ACTION
    MERGE ACTIONS
    DEPLOY ACTIONS
  7. 更新された構成情報を保存します。
    更新された構成情報が保存されるディレクトリへのフルパスを指定します。
    SAVE FILES LOCATION=output_directory
  8. KVMホスト上の既存のゲストのリストを表示します。
    # /opt/exadata_ovm/vm_maker --list-domains

    直前に削除したゲストはリストされません。