6.24.1 Oracle Linux KVM環境でのExachkの実行

Oracle ExadataOracle Linux KVM環境でExachk監査チェックの完全なセットを実行するには、Exachkをインストールして、複数の場所から実行する必要があります。

  1. 1つのKVMホストからExachkを実行します。
  2. Oracle Linux KVMで実行している各Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)クラスタの1つのゲストからExachkを実行します。

たとえば、4つのOracle RACクラスタを含む2つのデータベース・サーバー(両方のデータベース・サーバーで合計8つのゲスト、クラスタごとに2つのノード)を搭載しているOracle Exadataクォータ・ラックでは、次のようにExachkを個別に5回実行する必要があります:

  1. 最初のクラスタの最初のゲストExachkを実行します。

  2. 2番目のクラスタの最初のゲストExachkを実行します。

  3. 3番目のクラスタの最初のゲストExachkを実行します。

  4. 4番目のクラスタの最初のゲストExachkを実行します。

  5. 最初のKVMホストExachkを実行します。