8.2.1.2 ソフトウェア・リリース・タイプ

次の表に、Oracle Exadata System Softwareのリリース・タイプを示します。

リリース・タイプ 説明および内容

メジャー・バージョン

メジャー・バージョンは、Oracle Exadata System Softwareを支える主要なOracle Linuxオペレーティング・システム(OS)バージョンを識別します。たとえば、ExaOL6X、ExaOL7X、ExaOL8Xなどです。

ソフトウェア・リリース

ソフトウェア・リリースには、新機能、バグ修正、セキュリティ修正が含まれ、新しい世代のExadataシステム・ハードウェアおよび新しいOracle Databaseソフトウェア・リリースのサポートが含まれる場合があります。

Oracle Exadata System Softwareリリース18.1以降、Exadataソフトウェア・リリースは、リリース番号の最初の2桁を使用して表されます。たとえば、18.1、19.1、19.2などです。

以前は、最初の4桁がExadataソフトウェア・リリースを表していました。たとえば、12.2.1.1。

ソフトウェア・リリースは、以前のソフトウェア・リリースまたはメンテナンス・リリースの更新に使用できます。

メンテナンス・リリース

メンテナンス・リリースには、バグ修正、セキュリティ修正が含まれ、機能拡張が含まれる場合があります。

Oracle Exadata System Softwareリリース18.1以降、メンテナンス・リリースは、リリース番号の3番目の桁を使用して表されます。たとえば、23.1.2、23.1.3、23.1.4などです。

以前は、5番目の桁がメンテナンス・リリースを表していました。たとえば、12.1.2.3.4。

メンテナンス・リリースは、以前のソフトウェア・リリースまたはメンテナンス・リリースの更新に使用できます。

個別パッチ

個別パッチは、修正がメンテナンス・リリースまたはソフトウェア・リリースに含まれるまで待てないユーザーが使用できる1回かぎりのバグ修正です。個別パッチのインストールは必要に応じて行われ、定期的にスケジュールされた計画メンテナンス・イベントではありません。