8.2.1.1 Oracle Exadataで更新するソフトウェアについて

Oracle Exadataで実行するソフトウェアは2つの主なカテゴリに分類できます。

  • Oracle Exadata System Software

  • Oracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseソフトウェア

次の表は、Oracle Exadataで実行するソフトウェアの2つの主なカテゴリを説明しています。

ソフトウェア インストールされているコンポーネント ソフトウェアの内容 ソフトウェア・バージョンの例

Oracle Exadata System Software

  • Exadataストレージ・サーバー
  • Exadataデータベース・サーバー
  • Exadata RDMAネットワーク・ファブリックのスイッチ

 

  • Oracle Linuxオペレーティング・システム
  • Oracle VM Server (Oracle VM構成のデータベース・サーバー上)
  • Oracle Exadata System Software
  • ファームウェア(たとえば: ディスク、フラッシュ、RAIDコントローラ、ILOM、HCA、RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチ・ファームウェア)

ストレージ・サーバーおよびデータベース・サーバーのOracle Exadata System Software

  • 12.2.1.1.0
  • 12.1.2.3.4

InfiniBandネットワーク・ファブリック・スイッチ・ファームウェア:

  • 2.2.4-3
  • 2.1.8-1

RoCEネットワーク・ファブリック・スイッチ・ファームウェア:

  • 7.0(3)I7(6)

Oracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseソフトウェア

Exadataデータベース・サーバー

  • Oracle Gridインフラストラクチャ(Gridホーム)
  • Oracle Database (Databaseホーム)

12.2.0.1.0

12.1.0.2.160117

11.2.0.4.161018

Oracle Exadataがデプロイされると、表に説明されているすべてのソフトウェアがインストールおよび構成され、Oracle Databaseのパフォーマンスと可用性が向上します。大規模なエンドツーエンド・テストによって、Oracle Exadataに付属するすべてのソフトウェア・コンポーネントは、シームレスに連携します。

My Oracle Support Doc ID 888828.1は、Oracle Exadataで実行するソフトウェアの情報のプライマリ・ソースです。次の情報が含まれます。

  • 現在と以前のすべてのリリースのリスト
  • 機能使用状況の最小要件
  • Oracle Exadata System SoftwareOracle Databaseソフトウェアのバージョン間の互換性要件
  • 特定のハードウェア・リリースの互換性要件
  • Oracle Exadataで使用する場合の関連製品のガイドライン
  • Oracle Exadataソフトウェア・メンテナンスのその他の関連情報ソースへの参照