8.8 InfiniBandネットワーク・ファブリック・スイッチ・ファームウェアの更新

このトピックでは、InfiniBandネットワーク・ファブリック・スイッチのファームウェアをアップグレードおよびダウングレードする手順について説明します。

InfiniBandネットワーク・ファブリック・スイッチ・ファームウェアを更新する場合は、次の点に注意してください。

  • InfiniBandネットワーク・ファブリック・スイッチのアップグレードは、patchmgrを使用して実行します。

  • 更新ユーティリティを使用できる最小スイッチ・ファームウェア・リリースは1.3.3-2です。スイッチのファームウェアは、常にローリング形式で更新します。

  • InfiniBandネットワーク・ファブリック・スイッチにアクセスできるマシンに適切なパッチZIPファイルをダウンロードします。パッチ情報は、My Oracle Supportノート888828.1を参照してください。

  • スイッチのファームウェアは、常にローリング形式でアップグレードします。

ノート:

Oracle Exadata System Softwareリリース19.3.0より前のストレージ・サーバーとRDMAネットワーク・ファブリック・スイッチ更新には、Oracle Exadata System Softwareリリースにバンドルされているバージョンのpatchmgrを使用します。Oracle Exadata System Softwareリリース19.3.0以降、RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチとストレージ・サーバーには個別のpatchmgrダウンロードが存在します。

ストレージ・サーバーの更新は、RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチの更新とは別に実行しますストレージ・サーバーとRDMAネットワーク・ファブリック・スイッチを同時に更新しないでください。RDMAネットワーク・ファブリックのネットワーク接続は、ストレージ・サーバーの更新のいくつかの重要な段階で安定している必要があります。RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチのファームウェア更新にはスイッチの再起動が必要になるため、RDMAネットワーク・ファブリックの一部の接続に中断が発生します。