2.2.2.1 RoCEネットワーク・ファブリック・スイッチの追加(Cisco Nexus 9336C-FX2)
この手順は、Cisco Nexus 9336C-FX2 RoCEネットワーク・ファブリック・スイッチを備えたシステムにのみ適用されます。
ノート:
この手順のステップは、Oracle Exadataに固有のものです。Cicso Nexusマニュアルのステップとは異なります。
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Cisco Nexusスイッチのコンポーネントを梱包箱から 開梱します。次の項目が梱包箱にあります。
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Cisco Nexus 9336C-FX2 Switch
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ケーブル金具およびラック取付けキット
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ケーブル管理金具およびカバー
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2つのラック・レール構成部品
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各種ねじおよび係留ナット
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Cisco Nexus 9336C-FX2 Switchのドキュメント
スイッチの上のサービス・ラベル手順には、前の項目の説明が含まれます。
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RU1のラックからトラフを取り外します。RoCEネットワーク・ファブリック・スイッチの設置中は、ケーブルを脇に置きます。トラフは破棄できます。
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適切な穴に各ラック・レールのケージ・ナットを設置します。
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カットアウト付きの金具をスイッチの電源側に取り付けます。
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C金具をスイッチのポート側に取り付けます。
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前面からラックの途中までスイッチをスライドします。右側のC金具をとおして2本の電源コードを抜く間、できるだけスイッチをラックの左側に保持します。
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ラックU2のサーバーをロックされたサービス位置にスライドアウトします。これで、この後の組立ての際にスイッチの背面の作業が行いやすくなります。
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スライド・レールをラックの背面からスイッチのC金具に取り付け、ラックのレールに押し込みます。
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組み立てたケーブル・アーム金具をスライド・レールに取り付け、No. 3プラス・ドライバを使用してラック・レールにねじで留めます。
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ケーブル・アーム金具を90度下方向に回転して、下のねじを緩めに設置します。こうすると、ねじに指が届きやすくなります。
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ケーブル・アーム金具を正しい位置まで回転します。
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上のねじを設置します。
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両方のねじを締めます。
できれば長い柄(16インチ/400mm)のドライバを使用すると、ラックの外側で柄の部分を持ってケーブルごしに作業できるため、取付けが簡単に行えるようになります。
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前面からスイッチをラックにすべて押し込んで、レール金具のカットアウトに電源コードを配線します。
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スイッチを前面ラック・レールにM6 16mmのねじで固定します。No.3プラス・ドライバを使用して、ねじを締めます。
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スイッチの後部にケーブル管理アームの下部を設置します。
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ケーブルを適切なポートに接続します。
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ケーブル管理アームの上部を設置します。
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ラックU2のサーバーをラックにスライドします。
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電源コードを前面のスイッチ電源装置スロットに取り付けます。
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通気フィラー・パネル金具を取り付けるために、前面のねじを緩めます。ねじを締めて、スイッチの前に通気フィラー・パネルをはめ込みます。
関連項目:
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ラック・レイアウトを確認するには、『Oracle Exadata Database Machineシステム概要』を参照してください。
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ネットワーク・ケーブルの詳細は、Oracle Exadata Database Machineシステム概要を参照してください。
親トピック: 新しいRDMAネットワーク・ファブリック・スイッチの追加