6.1.2 InfiniBandネットワーク・ファブリックを使用するOracle Exadataクオータ・ラックおよびOracle Exadataエイス・ラックの配線

InfiniBandネットワーク・ファブリックを使用するOracle Exadataクオータ・ラックおよびOracle Exadataエイス・ラックは、次のように配線できます。

  • Oracle Exadataクオータ・ラックからOracle Exadataクオータ・ラック

  • Oracle Exadataクオータ・ラックからOracle Exadataハーフ・ラック、または複数のOracle Exadataハーフ・ラックまたはOracle Exadataフル・ラック

  • Oracle Exadataクオータ・ラックからOracle Exadataフル・ラック、または複数のOracle Exadataフル・ラックまたはOracle Exadataハーフ・ラック

  • Oracle Exadataエイス・ラックからOracle Exadataエイス・ラック

  • Oracle Exadataエイス・ラックからOracle Exadataハーフ・ラック、または複数のOracle Exadataハーフ・ラックまたはOracle Exadataフル・ラック

  • Oracle Exadataエイス・ラックからOracle Exadataフル・ラック、または複数のOracle Exadataフル・ラックまたはOracle Exadataハーフ・ラック

ノート:

  • 追加のOracle Exadataクオータ・ラックまたはOracle Exadataエイス・ラックを配線する場合は、Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチを追加購入する必要があります。

  • Oracle Exadataハーフ・ラックまたはOracle Exadataフル・ラックの外部接続専用の6つのポートのうち4つが未使用で、Oracle Exadataクオータ・ラックまたはOracle Exadataエイス・ラックとのスイッチの相互接続に利用可能であると仮定します。6つのポートはそれぞれのリーフ・スイッチで5B、6A、6B、7A、7Bおよび12Aです。

次の図に、2つのOracle Exadataクオータ・ラックのケーブル接続を示します。各ラック内のリーフ・スイッチで既存の7つの接続を保持します。外部接続用に用意されたポートを使用して、ラック間のリーフ・スイッチをそれぞれ2つのリンクと相互接続します。

図6-5 2台のクオータ・ラック間のリーフ・スイッチの接続

図6-5の説明が続きます
「図6-5 2台のクオータ・ラック間のリーフ・スイッチの接続」の説明

次の図に、Oracle Exadataクオータ・ラックからOracle Exadataハーフ・ラックまたはOracle Exadataフル・ラックへのケーブル接続を示します。各ラック内のリーフ・スイッチで既存の7つの接続を保持します。外部接続用に用意されたポートを使用して、ラック間のリーフ・スイッチをそれぞれ2つのリンクと相互接続します。

図6-6 1台のクオータ・ラックと1台のハーフまたはフル・ラック間のリーフ・スイッチとスパイン・スイッチの接続

図6-6の説明は次にあります。
「図6-6 1台のクオータ・ラックと1台のハーフまたはフル・ラック間のリーフ・スイッチとスパイン・スイッチの接続」の説明

次の図に、Oracle Exadataクオータ・ラックから複数のラックへのケーブル接続を示します。Oracle Exadataクオータ・ラックに接続するラックは、すべてファットツリー・トポロジを使用して相互接続されたOracle Exadataハーフ・ラックまたはOracle Exadataフル・ラックである必要があります。Oracle Exadataクオータ・ラックの各リーフ・スイッチは、それぞれ2つのリンクを使用して他のハーフ・ラックまたはフル・ラックのスパイン・スイッチに接続します。ラックが5つ以上ある場合は、2つではなく1つのリンクを使用します。クオータ・ラックのリーフ・スイッチ間で7つのスイッチ間リンクが解除されます。

図6-7 1台以上のハーフまたはフル・ラックに接続されたクオータ・ラックでのリーフ・スイッチとスパイン・スイッチの接続

図6-7の説明が続きます
「図6-7 1台以上のハーフまたはフル・ラックに接続されたクオータ・ラックでのリーフ・スイッチとスパイン・スイッチの接続」の説明