2.1 エイス・ラックの拡張

Oracle Exadata Database Machineエイス・ラック・システムの拡張プロセスは主に、他のExadataラックを拡張する場合と同じです。プロセスには主に、次のステージが含まれます。

  1. 既存のエイス・ラック・システム構成を確認します。

  2. 必要なハードウェアの設置を実行します。

    この段階では、一部のハードウェア・コンポーネントを取り付けるためにサーバーのシャットダウンが必要になることがあります。必要に応じて、システムの全体的な可用性を維持するために、ローリング方式でサーバーをシャットダウンします。

  3. 追加のハードウェア・リソースを構成します。

    このステージでは、次のことを行います:

    • 新しいデータベース・サーバー・リソースをデータベース・クラスタに追加します。

    • 新しいストレージ・サーバー・リソースを使用して、追加のグリッド・ディスクを作成します。これを使用して、既存のOracle ASMディスク・グループを拡張できます。

次の項では、Oracle Exadata Database Machineエイス・ラックに固有の追加情報および手順について説明します。