9.2.4 適応スクラブ・スケジュール
Oracle Exadata System Softwareは、ハード・ディスクがアイドル状態のときに定期的にハード・ディスクを自動で検査して修復します。スクラブのデフォルト・スケジュールは2週間置きです。
ただし、ハード・ディスクで不良セクターが発生し始めるようになったら、より多くの不良セクターが発生する可能性があるため、ディスクをもっと頻繁にスクラブすることが推奨されます。リリース12.1.2.3.0では、現在のスクラブ・ジョブでハード・ディスクに不良セクターが検出された場合、Oracle Exadata System Softwareはそのディスクに対して1週間以内にフォローアップ・スクラブ・ジョブをスケジュールします。そのディスクのスクラブ・ジョブで不良セクターが検出されなかった場合、hardDiskScrubInterval
属性で指定されたスクラブ・スケジュールに戻ります。
hardDiskScrubInterval
を週次以下に変更した場合、不良セクターが検出された場合でも、Oracle Exadata System Softwareは週次フォローアップ・スケジュールではなくユーザーが構成した間隔を使用します。スクラブについてのさらなる情報は、Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイドのALTER CELLを参照してください。
最低限必要なソフトウェア:
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Oracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.3.0
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グリッド・インフラストラクチャ・ホーム:
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11.2.0.4.16 (2015年4月)以降
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12.1.0.2.4 (2015年1月)以降
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