5.1.6 Cisco RoCEネットワーク・ファブリック・スイッチおよび管理ネットワーク・スイッチに対するOracle ASRのサポート
Oracle Exadata System Softwareリリース21.2.0では、Oracle Auto Service Request (ASR)を使用してCiscoスイッチを監視するための新機能が導入されました。この機能は、X8M以降のシステムにあるCisco管理ネットワーク・スイッチおよびRoCEネットワーク・ファブリック・スイッチを対象としています。また、以前のX8および一部のX7システムに存在する管理ネットワーク・スイッチのモデル9348も対象になります。
このリリースでは、パッチ・マネージャ・ユーティリティ(patchmgr
)を使用してCiscoスイッチ・ファームウェアをアップグレードすると、新しい監視コンポーネントもCiscoスイッチにインストールされます。新しい監視コンポーネントは、スイッチ・アラートをOracle ASRに伝播して、問題の自動検出および解決を可能にします。
最小要件:
- Oracle Exadata System Softwareリリース21.2.0
- Oracle Exadata Database Machine X8M、またはCisco 管理ネットワーク・スイッチのモデル9348を使用する以前のモデル