9.1.20.1 データベース・サーバーのI/Oレイテンシ制限
ごくたまに、ネットワーク・レイテンシの異常値、ストレージ・サーバーでのハードウェア問題、またはストレージ・サーバーに関するその他のシステム問題が原因で、データベース・サーバーとストレージ・サーバーとの間でI/Oレイテンシが高くなる場合があります。Oracle ASMおよびOracle Exadata Storage Serverソフトウェアは、読取りI/Oのレイテンシが予想より非常に長いときには、読取りI/O操作を他のストレージ・サーバーに自動的にリダイレクトします。データの最新の有効なミラー・コピーに対して実行されたI/Oは、リダイレクトされません。
この機能は、Exadata Storage Softwareのすべてのリリースで使用できます。この機能を使用するために構成を行う必要はありません。
必要な最小ソフトウェア: Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructure 12cリリース2 (12.2.0.1.0)