9.3.8 ストレージ・サーバー・アラートのカスタム診断パッケージ

Oracle Exadata Storage Serverは、セル・アラートが生成されると、カスタマイズされた診断パッケージ(関連するログおよびトレースを含む)を自動的に収集します。これは、ハードウェア・アラートとソフトウェア・アラートの両方を含むすべてのセル・アラートに適用されます。診断情報を適切なタイミングで収集することにより、重要なログのロールオーバーが抑制されます。

管理サーバー(MS)は、電子メール・アラートごとに電子メール添付として診断パッケージを送信します。次のURLにアクセスして、既存の診断パッケージをダウンロードすることも可能です(電子メールの添付がなかった場合)。次のURLで、hostnameはセルのホスト名のことです。

https://hostname/diagpack

ExaCLIを使用してパッケージをダウンロードすることもできます。

ユーザーは、新しいCREATE DIAGPACK CellCLIコマンドを使用して開始時間と期間を指定することにより、カスタム診断パッケージを毎時作成できます。

詳細は、Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイドCREATE DIAGPACKを参照してください。