7.3.8 サーバー時刻同期化でchronyを使用
Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0以降、Oracle Linux 7を実行しているExadataデータベース・サーバーおよびストレージ・サーバーはntpd
を使用できなくなりました。かわりに、chrony
を使用してサーバーのシステム・クロックをNTPサーバーと同期します。chrony
は通常、ntpd
より高速かつ高精度でシステム・クロックを同期できます。
Oracle Linux 6からOracle Linux 7にアップグレードすると、NTPサーバー設定がchrony
に移行されます。
Oracle Linux 7で動作保証されているOracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseリリースもすべて、chrony
をサポートしています。
最小要件:
- Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0