1.2 操作環境を保護するための徹底した防御

Oracle Exadata Database Machineでは、組織がワークロードおよびデータのセキュアな操作環境を作成できるように、複数の、独立した、相互に補強するセキュリティ制御が採用されています。

Oracle Exadata Database Machineは、徹底した防御の原則を次のようにサポートします。

  • 移動中、使用中および保存済の情報を保護するために、保護の強力な補完を提供します。セキュリティ制御は、サーバー、ストレージ、ネットワーク、データベースおよびアプリケーションの各レイヤーで使用できます。各レイヤー固有のセキュリティ制御を他のレイヤーのセキュリティ制御と統合して、強力な階層化されたセキュリティ・アーキテクチャを作成できます。

  • 適切に定義されたオープン・スタンダード、プロトコルおよびインタフェースの使用をサポートします。Oracle Exadata Database Machineは、組織の既存のセキュリティ・ポリシー、アーキテクチャ、業務および標準に統合できます。アプリケーションおよびデバイスは単独で存在しないため、統合は非常に重要です。ITアーキテクチャのセキュリティは、最も脆弱なコンポーネントと同等の強度になります。

  • Oracle Exadata System Softwareのそれぞれの新しいリリースがリリースされる前に、優先度の高いセキュリティ・アイテムをすべて実装するために、業界最先端のセキュリティ・アナライザを使用して、複数のセキュリティ・スキャンを実行します。