Oracle Exadata Database Machineをデプロイする場合は、次のデータベース・サーバー・デプロイメント・オプションから選択できます:
- 仮想マシン(VM)・デプロイメント: 図に示すように、各データベース・サーバーには、それぞれに固有のLinuxオペレーティング・システム、Exadataシステム・ソフトウェアおよびOracleソフトウェアがある複数のVMゲストをサポートできる、ハイパーバイザーが含まれています。VMの数は、データベース・サーバー・モデルおよびRDMAネットワーク・テクノロジによって異なります。RoCEネットワーク・ファブリックを使用する現代のExadata Database Machineモデルでは、Oracle Linux KVMが使用されます。
- ベアメタル・デプロイメント: 各データベース・サーバーには、仮想化なしで、Linuxオペレーティング・システム、Exadataシステム・ソフトウェア、Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructureが含まれています。
どのデプロイメント・オプションを選択した場合も、次のようになります:
- 外部クライアントは、クライアント・ネットワークおよびとその他の任意のネットワークを使用して、結合されたネットワーク・インタフェースを介してデータベース・サーバーに接続します。
- RDMAネットワーク・ファブリックは、RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチのペアを使用して、データベース・サーバーおよびストレージ・サーバーを相互接続します。各サーバーでは、1つのポートが各スイッチに接続されます。RDMAネットワーク・ファブリック・ポートはアクティブ結合を使用します。
- データベース・サーバー・オペレーティング・システムのデフォルト・ユーザー・アカウントには、rootとoracleが含まれます。ロール分離を構成することにした場合は、グリッド・ユーザー・アカウントも作成されます。