6.2.11.1 chxattr

ファイルまたはボールトの拡張属性を設定します。

用途

chxattrコマンドを使用すると、Exascaleファイルまたはボールトの拡張属性を設定できます。

構文

chxattr { file-name | vault-name } --name attribute-name { --value attribute-value | --bin-value-file file-name }

コマンド・オプション

chxattrコマンドのオプションは、次のとおりです:

• { file-name | vault-name }: 操作の対象となるファイルまたはボールトの名前を指定します。

• --name: 拡張属性の名前を指定します。

• --value: 拡張属性の値を指定します。

• --bin-value-file: 拡張属性の値の読取り元の通常ファイルを指定します。値はバイナリであると見なされます。

例

例6-143 ボールトの拡張属性の設定

@MYDATAなどのボールトに拡張属性を追加できます。属性の名前はcustom_attrで、その値はmyvalueです。

@> chxattr @MYDATA --name custom_attr --value myvalue

例6-144 ボールトの拡張属性の設定

@MYDATA/file1などのファイルに拡張属性を追加できます。属性の名前はcustom_attrで、その値はmyvalueです。

@> chxattr @MYDATA/file1 --name custom_attr --value myvalue

例6-145 ファイルのバイナリ拡張属性の設定

@MYDATA/file1などのファイルにバイナリ拡張属性を追加できます。属性の名前はbinary_attrで、その値は/home/user/bin-val-in.datにあるファイルの内容です。

@> chxattr @MYDATA/file1 --name binary_attr --bin-value-file /home/user/bin-val-in.dat