6.2.11.2 lsxattr

ファイルまたはボールトの拡張属性をリストします。

用途

lsxattrコマンドは、Exascaleファイルおよびボールト用に作成された非標準属性に関する情報を表示します。

構文

lsxattr { file-name | vault-name } --name attribute_name [ --bin-value-file file-name ] 

コマンド・オプション

lsxattrコマンドのオプションは、次のとおりです:

• { file-name | vault-name }: 指定された拡張属性値をリストするファイルまたはボールトの名前を指定します。

• --name: 拡張属性の名前を指定します。

• --bin-value-file: 拡張属性の値を書き込むファイルを指定します。

使用上のノート

--bin-value-fileオプションを指定しない場合、バイナリ値はBase64形式で出力されます。

例

例6-146 拡張属性のリスト

次のコマンドを使用すると、custom_attr拡張属性をリストできます。

@> lsxattr @MYDATA --name custom_attr

@> lsxattr @MYDATA/file1 --name custom_attr

例6-147 バイナリ拡張属性のリスト

次のコマンドを使用すると、binary_attr拡張属性をリストし、バイナリ値を/home/user/bin-val-out.datにある通常ファイルに書き込むことができます。

@> lsxattr @MYDATA/file1 --name binary_attr --bin-value-file /home/user/bin-val-out.dat