6.2.3.6 dbmcli

コンピュート・サーバーに対してDBMCLIコマンドを実行します。

用途

dbmcliコマンドを使用すると、指定したコンピュート・サーバーに対してDBMCLIコマンドを実行できます。

構文

dbmcli --compute compute-name [ --xml ] [ -e ] dbmcli-command

コマンド・オプション

dbmcliコマンドのオプションは、次のとおりです:

  • compute-name: 操作の対象となるコンピュート・サーバーの名前を指定します。

    コンピュート・サーバーは名前で識別する必要があります。lscomputeserverコマンドを使用して、すべてのコンピュート・サーバー名を検出します。

  • --xml: XML形式のコマンド出力を生成します。

  • -e dbmcli-command: DBMCLIコマンドを指定します。-e引数はオプションです。

使用上のノート

ESCLIでdbmcliコマンドを実行するには、Exascaleユーザーにcl_admin権限が必要です。Exadataコンピュート・サーバーでは、コマンドはdbmadminユーザーの権限で実行されます。

例6-9 DBMCLIコマンドの実行

次の例では、list dbserverコマンドをDB01に対して実行します。どちらのコマンドも同じ機能を実行します。ただし、2番目のコマンドはオプションの-e引数を指定します。

@> dbmcli --compute DB01 list dbserver
@> dbmcli --compute DB01 -e list dbserver

例6-10 DBMCLIコマンドの実行およびXML形式の出力の生成

この例では、list dbserverコマンドをDB01に対して実行し、コマンド出力がXMLを使用してレンダリングされます。

@> dbmcli --compute DB01 --xml list dbserver