7.7.1.7.16 flashcachesize属性

用途

flashcachesize属性は、Exadataスマート・フラッシュ・キャッシュの領域使用量の強い制限を定義します。キャッシュがいっぱいでない場合でも、制限を超えることはできません。

構文

 ALTER IORMPLAN 
   dbplan=(( name=db_name, ... flashcachesize=number ... ) ... )

使用上のノート

  • flashcachesizeの値はバイト単位で指定します。接尾辞M (MB)、G (GB)またはT (GB)を使用してより大きい値を指定することもできます。たとえば、300M150Gまたは1Tです。

  • flashcachesizeの値は4 MB以上にする必要があります。

  • flashcachelimit属性とflashcachesize属性は同じディレクティブで指定できません。

  • flashcachesizeの値は、flashcacheminが指定されている場合はこれより小さくすることはできません。

  • IORMプランで、Exadataスマート・フラッシュ・キャッシュのサイズがすべてのflashcacheminおよびflashcachesize割当てに対応できる場合、各flashcachesize定義は保証された領域割当てを表します。

    ただし、Oracle Exadata System Softwareリリース19.2.0以降では、flashcachesize属性を使用してExadataスマート・フラッシュ・キャッシュの領域を過剰にプロビジョニングできます。したがって、Exadataスマート・フラッシュ・キャッシュのサイズがすべてのflashcacheminおよびflashcachesize割当てに対応できない場合は、flashcacheminのみが保証されます。