7.7.1.7.10 pmemcache属性

用途

pmemcache属性は、データベースによる永続メモリー(PMEM)キャッシュの使用を制御します。これにより、キャッシュ領域をミッション・クリティカルなデータベース用に確保できます。

ノート:

この属性は、23.1.0より前のOracle Exadata System Softwareリリースに適用されます。それ以外の場合は、「xrmemcache属性」を参照してください。

構文

ALTER IORMPLAN 
   dbplan=(( name=db_name, ... pmemcache={on|off}  ... ) ... )

使用上のノート

  • デフォルトでは、pmemcache=offを指定するディレクティブの影響を受けないかぎり、すべてのデータベースでPMEMキャッシュを使用できます。

  • pmemcacheminpmemcachelimitまたはpmemcachesize属性を含むディレクティブでは、pmemcache=offは無効です。

例7-48 データベース・プランでのPMEMキャッシュ使用の設定

この例では、データベース・プランでPMEMキャッシュの使用を有効にする方法を示しています。

CellCLI> ALTER IORMPLAN                                        -
         dbplan=((name=sales_prod, pmemcache=on),             -
                 (name=sales_dev, pmemcache=off),             -
                 (name=sales_test, pmemcache=off),            -
                 (name=DEFAULT, pmemcache=off))