2.2.7 Oracle ASMディスク・グループからのディスクの削除

グリッド・ディスクをディスク・グループから削除できます。

  1. Oracle ASMディスク・グループから削除するディスクを特定します。

    Oracle ASMインスタンスでV$ASM_DISKおよびV$ASM_DISKGROUPビューを問い合せます。

    Oracle Exadata Storage Serverのグリッド・ディスクを削除する場合は、各Oracle ASMディスク・グループにマップされているグリッド・ディスクを特定できるようにします。

  2. SQL ALTER DISKGROUPコマンドを使用してDROP DISK句を指定し、Oracle ASMディスク・グループからディスクを削除します。
    SQL> ALTER DISKGROUP disk_group_name 
    DROP DISK data_CD_11_cell01 NORMAL;
    Oracle ASMディスク・グループからディスクを削除する際に、FORCEオプションを使用しないでください。FORCEオプションを使用すると、たとえば、ストレージ・サーバーを再起動するなどでディスク・オンライン自動化操作がトリガーされた場合に、Oracle Exadata System Softwareによってディスクが追加され、ディスク・グループに戻されます。『Oracle Exadata Database Machineシステム概要』拡張管理機能に関する項を参照してください。

Oracle ASMディスク・グループからディスクが削除されると、Oracle ASMによってディスク・グループがリバランスされます。Oracle ASMではリバランス操作を監視し、Oracle Exadata System Softwareでは操作の完了時に電子メール・メッセージを送信します。

リバランス操作のステータスを確認するには、V$ASM_OPERATIONビューに問い合せます。

Oracle Exadata Storage Serverのグリッド・ディスクがOracle ASMディスク・グループから削除されたら、セルからグリッド・ディスクを削除できます。